はじめに
2026年4月10日、金曜日。栃木取材旅行の最終日です。
ホテルをチェックアウトし、あとは神奈川へ帰るだけ。
そんなタイミングで考えたのは、「せっかく栃木まで来たのだから、最後に地酒を仕入れて帰ろう」ということでした。
向かった先は、鬼怒川温泉にある酒屋、登屋本店。

温泉街の空気を感じながら訪れたこちらのお店、日本酒好きにとっては非常に危険なお店です。
なぜなら、冷蔵庫の中に魅力的な地酒がずらりと並んでいるから。

しかもこちらのお店、なんと有料テイスティングが可能とのこと。

これは本来であれば絶対に試したかった。
しかし、この日はこの後に長距離運転が待っています。
泣く泣く断念。これは次回の課題として残すことにしました。
その代わり、今回は「自宅でじっくり味わうための酒」を選ぶ方向へ切り替えます。
選んだのは、すべて生酒。
しかも、それぞれ個性がかなり異なる3本です。
お会計合計は7794円。
旅行最後の仕入れとしては、非常に満足感の高い買い物となりました。
まずは「姿」2本から。
まず仕入れたのが、「姿(すがた)」の2本。
栃木県を代表する人気銘柄の一つであり、日本酒好きの間ではかなり評価の高い銘柄です。
ラベルのインパクトも強い。
シンプルながら存在感があります。
姿 純米吟醸 生原酒(黒ラベル)
まずはこちら。

黒ラベルの純米吟醸生原酒。
開栓した瞬間、まず感じたのは香りの強さでした。
非常に華やか。
ただし、いわゆる「派手すぎる吟醸香」というよりは、生原酒らしい濃密さを伴った香りです。
口に含むと、かなりしっかりとした旨味。
そして生酒特有のフレッシュ感。
アルコール感も比較的強めで、「飲みごたえ」があります。
これは完全に食中酒タイプ。
特に良かったのが、脂のある料理との組み合わせ。
焼き物、揚げ物、濃い味の料理。かなり相性が良いです。
飲み進めていくと、後半に米の甘みがじわっと広がる。
この感覚が非常に良かった。
「姿」という銘柄の力強さを感じる1本です。
姿 純米吟醸 無濾過生原酒(ピンクラベル)
続いてピンクラベル。

こちらは黒ラベルに比べると、かなり柔らかい印象。
まず香り。
こちらは華やかでありながら、少し甘みを感じさせるタイプです。
口当たりがとにかく滑らか。
無濾過生原酒らしい旨味はあるのですが、全体として非常に飲みやすい。
そして後味が綺麗。
これは危険なお酒です。
飲みやすすぎる。
妻もかなり気に入っていた様子でした。
特に印象的だったのが、食後にゆっくり飲んだ時。
温泉旅行から帰宅した後、部屋でゆっくりしながら飲むと、非常に幸福感があります。
旅行の余韻を延長してくれるタイプのお酒でした。
そして3本目。「大那」。
3本目はこちら。大那(だいな)。
栃木の地酒として非常に有名な銘柄です。
ラベルの緑色が非常に爽やか。
そして実際の味わいも、そのイメージ通りでした。
大那 純米吟醸 生
こちらは「姿」と比べると、かなりバランス型。

香りは穏やか。
ただ、飲んだ瞬間に感じる透明感があります。
雑味が少なく、非常に綺麗。
それでいて、生酒らしいフレッシュ感もしっかりあります。
特に良かったのが、「食事を邪魔しない」という部分。
刺身、焼き魚、軽めの和食。
こういった料理と合わせると非常に良い。
そして後味。
スッと切れていく感覚が心地良いです。
派手ではない。
しかし、非常に完成度が高い。
「毎日飲みたくなる日本酒」という印象でした。
栃木の酒のレベルの高さを改めて感じた。
今回の取材旅行、温泉も非常に良かったのですが、最後に強く印象に残ったのは、やはり日本酒でした。
栃木の酒は、本当にレベルが高い。
しかも、ただ「飲みやすい」だけではなく、それぞれ個性がかなり違う。
姿の濃厚な旨味。
大那の綺麗な透明感。
同じ栃木の酒でも、方向性が全く違うのです。
これが面白い。
そして、こういう酒を現地で仕入れて、自宅で旅行の余韻と共にテイスティング。
これは温泉取材のやり方として、かなり完成度が高いと思っています。
次回は必ず、登屋本店の有料テイスティングにも挑戦したい。
そんなことを考えながら、栃木取材旅行は終了となりました。
自分用メモ(業務記録)
基本情報
訪問日:2026年4月10日(金)
店舗:登屋本店(鬼怒川)
目的
- 栃木取材旅行最終日の地酒仕入れ
- 栃木地酒の研究
- 生酒中心のレビュー記事素材確保
- 「旅行後に自宅で余韻を楽しむ」企画用
購入内容
- 姿 純米吟醸 生原酒(黒)
- 姿 純米吟醸 無濾過生原酒(ピンク)
- 大那 純米吟醸 生
合計:7794円
味わいメモ
姿 黒
- 濃厚
- 生原酒らしい力強さ
- 米の旨味強い
- 揚げ物、濃い料理向き
- 食中酒性能高い
姿 ピンク
- 柔らかい
- 甘みあり
- 飲みやすい
- 食後酒向き
- 妻評価高め
大那
- 透明感
- 綺麗な後味
- 和食向き
- バランス型
- 毎日飲める系
記事構成ポイント
- 「旅行帰宅後に飲む地酒」という余韻演出
- 生酒3本の個性比較
- 栃木地酒のレベルの高さを強調
- 温泉旅行と日本酒をセットで描写
今後の記事ネタ候補
- 栃木地酒ランキング
- 生酒飲み比べシリーズ
- 温泉旅行×日本酒特集
- 登屋本店 有料試飲レビュー
- 姿シリーズ比較記事
- 大那と和食ペアリング検証
領収証
