妻の実家で過ごす、もうひとつのお正月
1月2日、金曜日。正月三が日の中日。
妻の実家には、笑顔と会話、そして食卓が満ちていました。

今回はおせち料理として、渋沢の人気台湾料理店「鴻翔(こうしょう)」の出前料理をお願いしました。
例年は和食中心のおせちが多いところ、今回は家族のリクエストによる「中華テイストのおせち」です。
写真を見ると、その内容の豊かさに驚かされます。

大きめの重箱二段には、色とりどりの料理が詰められ、正月らしい華やかさと、中華の味の力強さが同居しています。
鴻翔とは:渋沢で人気の台湾料理店
鴻翔(こうしょう)は、神奈川県秦野・渋沢地域で人気の台湾料理のお店。
本格的な中華と台湾料理を手軽に楽しめるとして、地元の人たちから高い支持を受けています。
ネット上のレビューを見ても、
- 本格的な味付け
- 量が多い
- 出前・持ち帰りでも満足度が高い
といった声が多く、「地域の中で信頼のある中華」として知られています。
そのため、今回の正月の出前に選ばれたのも、単なる“変わり種”ではなく、家族が安心して味わえる「確かな味」だからこそです。
重箱一の段:海老・フライ・しゅうまい
まずはこちらから。

写真左上を見ると、まず目に入るのが大ぶりの海老。お正月らしく頭付きで配置されたその姿は、祝いの食卓を象徴するようでもあります。
隣には、白いソースで和えられた魚介系ポテトと、大きな蟹爪のフライが3本。これらはお酒のおつまみとしても十分な存在感です。
また、下段には海老しゅうまいも。皮が厚めで、肉と海老の旨味がしっかりと閉じ込められているタイプ。このような中華出前料理では欠かせない一品です。
二の段:肉料理と植物性の味わい
次はこちら。

見ていくと、直線的に並んだ厚切りの鴨肉、しっとりとした鶏ハム。
さらには、蓮根の甘辛煮、そして、ゴマが香るくるみの飴炊きがあります。
これらはおせちらしい“祝いの味”であると同時に、中華料理としての旨味の濃さがしっかりと伝わる皿です。
蓮根は噛むたびに食感と甘みが出て、くるみの飴炊きは、濃い料理が続く中での「甘み・香りの変化球」となります。
出前おせちと日本酒の愉しみ方
この出前料理は、銀八鮨の握り寿司と合わせていただきました。

そして、その食事をより深めてくれたのが、正月らしい日本酒の時間。

飛良泉が卓に並ぶ中、出前おせちの多彩な味わいは、日本酒のそれぞれの表情を引き立てました。
例えば、
- 海老や蟹爪フライ → ほどよい辛口の酒
- 蓮根の甘露煮 → やや甘みのある純米系
- 鴨肉や鶏ハム → コクのある純米大吟醸
- くるみの飴炊き → 酸味のある吟醸酒
といった具合に、食材ごとに酒との組み合わせも楽しめます。
このような料理の量と味の多様性がある出前おせちは、日本酒とのペアリングを深める最高の土台になります。
中華ベースのおせちという意外性
鴻翔の出前おせちが面白いのは、おせちの基本形である「祝いの食材」を守りつつ、台湾・中華の味わいの幅を合わせていることです。
一般に正月料理というと、
- 黒豆
- 田作り
- 栗きんとん
- だて巻
といった定番が思い浮かびますが、鴻翔の出前おせちはそれらの日本的な味わいではなく、
- 中華風フライ
- しゅうまい
- 野菜入りの和え物
- 甘辛肉料理
といった多彩な味の層を持っています。
これにより、飽きることなく食卓を囲み続けられるのです。
正月の食卓と、家族の記憶
新年の食卓は、単なる食事以上のものだと私は思います。
家族が集い、笑い、料理を囲み、一年の健康と幸福を願う。
その時間自体が、「思い出として積み重なる価値ある時間」です。
鴻翔の出前おせち料理は、その一角を担う一皿としてふさわしく、飽きない味のバリエーションと日本酒との相性の良さで、会話をさらに豊かにしてくれました。

そして、銀八鮨と組み合わされることで、正月の食卓はまさに「多文化的・豊穣な宴」として成立しました。
まとめ
渋沢の台湾料理 鴻翔の出前おせち料理は、単なる「おせちの代替」ではなく、祝いの席を豊かに描き出す一皿。
- 海老・蟹・栗きんとんといった正月定番
- 中華的な味の骨太さ
- 多彩な食材の組み合わせ
- 日本酒との豊かなペアリング
これらが相まって、ただの食事では終わらない、家族の時間そのものを彩る料理体験となりました。
おせち料理とは「一年の幸福を願うもの」。
鴻翔の出前は、そんな願いを「味わい」として形にしてくれる一皿でした。