- 2025.07.28
二日酔いとサウナ・運動の関係
「汗でアルコールは抜けるのか?」を静かに考える 「サウナに入れば酒が抜ける」「走って汗をかけば二日酔いが治る」 そうした言葉を耳にしたことのある方もいらっしゃるかもしれません。 実際、私自身も飲みすぎた翌日にサウナへ行くと、少し頭がすっきりしたように感じることもあり、それが「酒が抜けた」感覚として感 […]
「汗でアルコールは抜けるのか?」を静かに考える 「サウナに入れば酒が抜ける」「走って汗をかけば二日酔いが治る」 そうした言葉を耳にしたことのある方もいらっしゃるかもしれません。 実際、私自身も飲みすぎた翌日にサウナへ行くと、少し頭がすっきりしたように感じることもあり、それが「酒が抜けた」感覚として感 […]
「雨の日の朝」がつらく感じる理由 同じように飲んだはずなのに…「今朝は妙に重いな」と感じる日があります。 その朝、ふとカーテンを開けると、窓の外はどんよりと曇っていたり、小雨が降っていたり。湿気を含んだ空気が、身体にまとわりつくような、あの鈍い重さ。 経験的に、「天気が悪い朝は二日酔いが重く感じる」 […]
朝の一杯がもたらす穏やかな回復 二日酔いの朝。 台所でコーヒーを淹れているときのあの香り。それだけで、すこし頭が冴えてくるような気がいたします。 体が重く、意識のどこかがまだ「前の晩」に引きずられているようなとき、コーヒーを一口。ほろ苦いその味が、舌から喉へ、そして静かに胃の奥へ落ちていく。それだけ […]
「食べない時間」が肝臓に与える恩恵とは ここ数年、いわゆる「16時間断食」の生活を続けております。 夜遅く(多くは24時前後)に食事を終え、次に口にするのは、翌日の午後16時頃。およそ16時間以上、固形物を摂らない時間が毎日続くことになります。 この生活をはじめてからというもの、不思議なことに、以前 […]
動き出すことで、少しずつ整っていく 旅の朝。 窓の外に光が差し込み、目を覚ましたとき、体が重く、頭の奥に鈍い痛みが残っている。そんな経験をされた方も少なくないかもしれません。 昨夜は、ご当地の美味しい料理に合わせて、ついついお酒が進んでしまった。旅というものは、いつもの理性を少し緩めてくれるようで、 […]
はじめに 7月22日、火曜日。「しゃぶ葉」にて、今回もランチ訪問をしてきました。 前回はお手頃価格の「豚バラコース」で試してみましたが、今回は少し趣向を変え、さらにお手頃価格な「3皿コース」を検証。加えて、昼のハッピーアワーを利用してアルコール飲み放題をつけ、たっぷりと16時まで滞在させていただきま […]
はじめに お酒は楽しく、そして時に深く。 しかしその夜の喜びの代償として、翌朝に襲ってくるのが「二日酔い」。 二日酔いと一口に言っても、その症状はさまざま。今回は私が考える代表的な6タイプに分類し、それぞれに対する具体的な対処法を整理してみました。 あなたの「二日酔いの朝」はどのタイプでしょう? 【 […]
はじめに 7月20日、日曜日の午後。 家族三人で向かったのは、ブロンコビリー。 前回と同じく「炭焼きがんこハンバーグランチセット」を二つ注文しましたが、今回はちょっとした特別な理由がありました。 それをここで紹介したいと思います。 誕生日クーポンの提示でいただいたケーキ。ささやかだけど、温かなサービ […]
あの頃のプール、そして今 プールというものに、私はどこか“時間のにおい”を感じます。 塩素の匂い、少しざらついたコンクリートの床、滑り止めのマット。水面のきらめきと反射音、そして子どものころの遠い記憶。 小学校の授業、夏休みの市民プール、家族で出かけたレジャー施設。 プールはいつも、どこか特別な場所 […]
泳いだあとに入るサウナー整いの逆順 これまで、サウナから整いに向かうという流れについて何度かお話ししてきました。 ふと流れを変えてみたくなりました。 それはプールで泳ぎ、身体を動かしたあとに、サウナに入ってみるということ。 これが想像以上に、深く穏やかな整いへとつながることに気づきました。 火を灯す […]
サウナでは“無になる”、プールでは“自分の状態に気づく” サウナに入っているとき、私は「何も考えない」状態に向かいます。熱と静けさが、意識のノイズをゆっくりと焼き切ってくれるようで、気がつけばただ、そこに“いる”だけの自分に出会います。まさに“無”の感覚です。 一方、プールでは少し違った感覚がござい […]
泳ぐという瞑想──整うのはサウナだけじゃない 夏になりました。 この季節は静かなプールに身を沈める機会が多くなります。鼻からゆっくりと息を吐き、水の抵抗を感じながら腕を前へ伸ばしていく。そのまま平泳ぎのリズムで、水をかく、伸ばす、息を吸う。この繰り返しに集中していると、不思議と心が整ってまいります。 […]
はじめに 2025年7月13日、日曜日。 昼過ぎにお墓参りを終え、私と妻と娘、そして私の父、妻の父の5人で食事を済ませ、解散をした後のこと。 もうお腹はいっぱいだけれど、もう少しだけ、大人の時間を…そしてその様子をブログ記事へと…と思い立ち、渋沢駅近くの「エスタミネ・コゼット」へと足を運びました。 […]
朝の海と静かな帰路、そしてこの旅の意味 旅の朝は、どこか特別です。 窓の外に広がる海 海が、いつもよりも静かに見えるのは、きっと心が少しだけ整っているから。この日の朝もまた、熱川の空気に包まれながら、ゆっくりと始まりました。 朝の湯に、もう一度 まだ薄暗いうちに目が覚め、ひとり温泉へ。 館内は静まり […]
静寂と灯、ふたりで整える夜の時間——露天の風とグラスの音 夕食を終え、ひと息ついた夜の時間 この日の締めくくりは、私たち夫婦ふたりで過ごす“ちょっとだけ特別な夜”でした。 娘は祖父母と部屋でゆっくり過ごしてくれていたので、私たちは外の空気を吸いに、そっと部屋を出ました。 向かうのは、宿の名物である貸 […]
夕餉の記憶、海の幸と三世代の食卓にて 温泉に浸かり、湯上がりのラウンジでの一杯と軽食を楽しんだあとは、いよいよお待ちかねの夕食の時間。 熱川セタスロイヤルの夕食は、広々としたホールでいただくバイキング形式。海と山の恵みをふんだんに取り入れた品々が並び、ドリンクもアルコールを含めて豊富に用意されていま […]
部屋、温泉、そして昼の一杯。心がほぐれる、宿での午後 熱川の海でのひとときを経て、15時前には宿のロビーへ。 「熱川セタスロイヤル」は、チェックインの15時より少し早く着いてしまった私たちにも、親切に対応してくれました。 娘はすでに祖父母と一緒。初めての着物。 そのおかげで、私たち夫婦は落ち着いて館 […]
夏の海へ…西湘バイパスを抜けて…三世代で迎えた静かな始まり 2025年7月8日、火曜日。 朝から気温が高く、夏本番の気配がじわりと立ち上るような朝。 この日、私たちは三世代での小旅行に出かけました。同行したのは、私と妻、1歳の娘、そして私の父と母。計5人での旅です。 目的地は、伊豆・熱川温泉にある「 […]
はじめに 7月6日、日曜日。 午前中は、塾にて体験授業を実施いたしました。夏期講習前のこの時期は、新しい方との出会いが続き、塾としてもリズムを整える重要な時期です。 午後は家族で外出し、娘の1歳の誕生日を記念して、スタジオアリスにて撮影を行いました。 泣いたり笑ったりを繰り返しながらも、カメラの前に […]
第六話:緑の香りと沈黙 ― シャルトリューズ・トニック 午前0時を少し過ぎた頃。私は窓を開けきらず、閉めきらず、ほんの数センチだけ隙間を残すようにして、その前に椅子を置きました。 冷たい風が入るわけでもなく、虫の音が届くわけでもない。 けれど、この小さな空間に流れ込んでくる「夜気」は、いつもどこか、 […]
第五話:手抜きと、こだわりのあいだ ― 泡盛の水割り 時計は、午前一時を回っておりました。食器はすでに片付き、リビングも寝室も、静かに灯りを落としています。 この時間になると、もう何かを始める気力も湧きません。 それでも、今日という日を「終えた」と感じるために、私は台所に立ち、冷凍庫から氷を取り出し […]
第四話:深夜一時のマティーニ ― 静けさに立ちのぼる記憶 夜のキッチン。1時を過ぎても、まだどこかに「今日」が残っているような空気が漂っていました。窓の外からは虫の声も風の音もなく、ただ冷蔵庫のモーター音が遠くで規則正しく続いています。 静かすぎる夜には、音のない会話がよく似合います。 そして、そん […]
第三話:ラムと夜風 ― 静けさのなかに漂う記憶 日付が変わり、家の中がようやく静まり返ったころ。娘がすやすやと眠る寝室からそっと抜け出し、リビングの窓を開けてみました。 冷たい夜風が、カーテンをかすかに揺らします。湿気を含んだ空気とともに、遠くの車の音が微かに届き、静かな夜の存在感をいっそう濃くして […]
第二話:ひとつの音を待つ夜 ― ウイスキーソーダの静けさ 夜が深まり、外の通りもほとんど人の気配を失ったころ。食器の音が鳴りやみ、娘の寝息が安定してくると、私は冷凍庫を開けて、氷の袋に手を伸ばしました。 小さな生活音が、いつもより響いて聞こえる夜。その音に気を遣いながらも、私は確かに「自分の時間」に […]
第一話:なにも足さない夜 ― ジントニックという選択 日付が変わってしばらく経ったころ、家の中がようやく静まり返ります。 娘の寝息が聞こえる寝室の隣で、私はそっとキッチンへ向かいました。照明は最小限に。明るすぎると、この時間には似合わない。 冷凍庫からグラスと氷を取り出し、ゆっくりと深呼吸をひとつ。 […]
はじめに 6月29日、日曜日。 午前中は塾での体験授業。新しく来てくださった方と、英語学習についてじっくりと話し合いました。 授業が終わったのは13時過ぎ。気持ちがほどよく張っていたせいか、終わってからも少し脳が冴えていました。 14時すぎに帰宅し、家族で買い物を済ませてから、サイゼリヤへ。入店は1 […]
湯気の中で拾う、ことばのかけらたち サウナにいると、不思議と“言葉”が浮かびます。 それは日常の中では意識しなかった単語だったり、いつかどこかで読んだ比喩、あるいは、まったく新しい造語のような音の連なりだったり。 身体が熱に包まれ、頭が空白に近づくと、本当に必要な語彙だけが、ぽつりぽつりと浮かんでく […]
書くことに詰まったら、サウナへ 日々ブログを書く、教材をつくる、案内文を整える。 書く仕事というのは、思っている以上に“詰まり”との戦いです。 言葉が出てこない。構成が組めない。伝わる気がしない。 そんなとき、私は湯気の中に逃げ込むように、サウナへと向かいます。この数年で気づいたのは、サウナというの […]
湯気の向こうに浮かぶ「ことば」 湯気の中にじっと座っているとき、あるいは、外気浴で静かに風を感じているときーふと、「ことばが浮かぶ」瞬間があります。 意図せず、思いがけない角度から、何かの断片がやってくる。忘れていたアイデア、迷っていた選択、頭の片隅にあったあの言い回し。 サウナとは、そういった“思 […]
「どこで、ととのうか」について考えてみる サウナに通うことが習慣になると、自然と“自分に合った場所”を探すようになります。 今日は、そんな「施設との相性」や“混んでいるサウナ”との付き合い方、そして“日常の延長としてのサウナ”と“非日常としてのサウナ”のちがいについて、少し書いてみようと思います。 […]