【万葉の湯はだの】湯あがりの余白

【万葉の湯はだの】湯あがりの余白

はじめに

7月29日、火曜日。

この日は久しぶりに、家族三人で「万葉の湯はだの」へと足を運びました。

娘が生まれてから2回目の本格的な温泉取材。滞在時間はほぼ丸一日。たっぷりと湯に浸かり、食事をし、館内で過ごしながら、静かな時間の流れを味わいました。

本日はその様子をレポートします。

10時の入館を目指して

万葉の湯は、午前10時からの入館が通常料金の適用時間。それより早く入ってしまうと、追加料金が発生してしまうため、9時50分ごろに到着し、ロビーで少し待機。その後、10時を過ぎてから会員限定クーポン(1,090円)を使用し、大人2名分の入館手続きを済ませました。娘は無料です。

通常2180円のところ1090円!

この価格で、温泉とサウナに一日出入り自由というのは非常に魅力的です。取材目的とはいえ、日常の延長としてこうした時間が持てるのはありがたいことです。

4回入浴、3セットのサウナ

入館してすぐに一回目の入浴へ。館内着に着替えて、さっそく浴場へと向かいます。

朝の湯はややぬるめで、静かな空間が広がっていました。1セットだけサウナに入り、軽く汗を流す。

2回目の入浴では、しっかりとサウナ2セット。万葉の湯は、毎時00分にオートロウリュウが実施される仕様で、他の施設よりもサウナの温度がやや高めに保たれています。湿度も程よく、発汗がしっかりと促される設計。ととのい椅子も豊富にあり、休憩がしやすいのがありがたいポイントです。

その後も、休憩と作業を挟みつつ、夕方までに合計4回の温泉入浴をこなしました。体の芯から温まり、サウナで頭もクリアに。

フードコートでの昼食と飲み放題

温泉で心地よく火照った身体を冷ましつつ、昼食は2階の食事処にていただきました。

選んだのは、以下のようなメニューです。

  • カツ丼(大盛り)…1280円+大盛り200円
  • つけめん(大盛り)…980円+大盛り200円
  • キムチ…350円
  • するめいかの沖漬け…250円
  • 飲み放題…1,800円×2名分=3,600円

カツ丼もつけめんもボリュームたっぷりで満足度は非常に高く、美味しくいただきました。

お気に入りのキムチとするめいかの沖漬け。沖漬けは250円とお値打ち商品!

娘にはあらかじめ家から用意してきた妻特製のお弁当─ふわふわのフレンチトーストと果物を中心にした軽食を提供。娘は館内のたたみの上でゆったりと過ごしており、わたしたちも交代で見守りつつ、取材とリラックスタイムの両立を果たすことができました。

フレンチトースト大好きです!

そして飲み放題ですが、以前よりも内容が充実しており、特筆すべき改善点が多くありました。

まず、フレッシュレモンとグレープフルーツをそのまま搾って提供されるサワーが飲み放題に新登場。これにより、既製のチューハイとは一線を画す、爽やかで自然な味わいが楽しめます。

以前にはなかったサービス!

日本酒の銘柄は固定のようですが新登場。フルーティーな大吟醸が用意されていました。

白雪の大吟醸が新登場!

そしてもうひとつ、特筆すべきトピックが。

ドリンクカウンターにて、新たに登場したのが、キリン一番搾り「極冷え生」。ポスターには「−3℃」の文字が大きく踊っており、思わず足を止めてしまいました。

これも新サービス!

実際に試してみたところ、これは確かに別格の一杯。

口に含んだ瞬間、ビール特有の苦味が、シャープなキレ味となって喉をすべり落ちていきます。よく冷えたビールを「五臓六腑に染み渡る」と言いますが、これはもはや「骨の髄まで冷える」とでも言いましょうか。一瞬だけ時が止まるような爽快感でした。

個人的には、通常の一番搾りよりも炭酸の刺激が際立って感じられたように思います。これは温度による味覚の錯覚なのかもしれませんが、飲みごたえの面でも「ビール好きのための一杯」と言えるでしょう。

なお、こちらの極冷え生も、飲み放題メニュー(1名税込1,800円)の中に含まれております。

特筆すべき飲み放題の内容。以前に比べて、格段にクオリティが上がっておりましたが、以下がそのまとめとなります。

  • フレッシュレモン入りのレモンサワー
  • フレッシュグレープフルーツを搾って作るグレフルサワー
  • 大吟醸日本酒(白雪)
  • 極冷え生ビール(一番搾り)

以前と変わらずワインの取り扱いはありませんでしたが、ハイボールは安定のジムビーム、チューハイは種類も豊富で、全体的にバランスの良いラインナップに仕上がったと思います。

ハイボールがお気に入り!

もちろん、実際にブログのための現地取材であることを念頭に、提供されているサービスや味、雰囲気をひとつひとつ丁寧に確認いたしました。飲み放題の時間内で無理なく3〜4杯ずつ、夫婦で味の違いなどを比較しつつ、レポートの準備も抜かりなく。

もちろん、ソフトドリンクも飲めます!

このようにして、リラクゼーションと情報収集を兼ねた有意義な時間となりました。娘も安心して過ごせる施設で、親としても非常にありがたい場所です。

この充実度で1800円は本当にお得です!

娘との時間と、取材の意味

畳敷きの食事処は、1歳の娘と過ごすにはちょうど良い環境。大浴場も家族連れが多く、子ども向けの配慮も散見されました。娘が過ごしやすいかどうか、という視点も、今回の取材では特に意識したポイントです。

温泉をめぐる取材は、ただ食べて入浴するだけではなく、施設の設計や導線、メニューの構成、そして訪問者層の観察など、気を配る点が数多くあります。そうした視点をもって施設を丁寧に観察し、レポートという形でまとめさせていただきました。

経費処理について

今回の取材にかかった費用は以下の通りです:

  • 入館料:1,090円 × 2名
  • 飲み放題:1,800円 × 2名
  • つけめん:980円
  • つけめん大盛り:200円
  • カツ丼:1380円
  • カツ丼大盛り:200円
  • キムチ:350円
  • するめいかの沖漬け:250円

合計:9,110円

これらはすべて、当ブログ「kei3.blog」の取材経費として処理いたします。温泉施設の取材は、読者の皆様に有用な情報を提供するための大切なフィールドワークであり、同時に家庭とのバランスを取るための貴重な時間でもあります。

おわりに

今後も、温泉・食の取材を続けてまいります。どうぞ引き続きお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

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