朝の海と静かな帰路、そしてこの旅の意味
旅の朝は、どこか特別です。

窓の外に広がる海
海が、いつもよりも静かに見えるのは、きっと心が少しだけ整っているから。この日の朝もまた、熱川の空気に包まれながら、ゆっくりと始まりました。
朝の湯に、もう一度
まだ薄暗いうちに目が覚め、ひとり温泉へ。
館内は静まり返っていて、廊下にはまだ夜の余韻が残っているような雰囲気。朝の大浴場は、湯気に満ちた空間の中に湯音だけが響いていて、それが何よりのご褒美となります。
湯はやわらかく、前夜の飲み疲れを、そっと洗い流してくれるよう。遠くの空がうっすらと白み始め、浴場の窓から差し込む光が、静かに床を照らしていました。
朝の食卓と、三世代の時間
温泉のあとは、家族そろって朝食会場へ。
バイキング形式の朝食は、和洋両方のメニューが充実しており、大人も子どもも無理なく楽しめる内容でした。

ビビンバ、ひじき煮、エビのサラダ、マカロニサラダ

こんにゃく、春雨、野沢菜

納豆、明太子、わさび漬け、和え物、おひたし、酢和え

玉子焼き、ウインナー、焼売

さば煮付け、筑前煮、スクランブルエッグ、焼きうどん

鮭の塩焼き、鯖の塩焼き、温めなおせるのがまた嬉しい

そばもありました
どれもきちんと手をかけて準備された味わいです。


ドリンクバー、牛乳、コーヒー、紅茶といった基本が揃っており、朝のひとときを心地よく整えてくれました。

アルコールコーナーは流石に閉鎖中

クロワッサン、カスタードデニッシュ、フレンチトースト
フルーツカクテル、オレンジ、ヨーグルト
娘はヨーグルトとパンを中心に、祖父母と楽しそうに食卓を囲み、「朝からゆっくりご飯を食べるなんて、久しぶり」と、祖父母の笑顔が印象的でした。
チェックアウトと、静かな帰路
10時前にチェックアウト。
スタッフの対応も終始丁寧で、最後まで気持ちの良い時間でした。
ロビーから外へ出ると、すでに陽射しは夏そのもの。砂浜と青空が、旅の終わりを静かに見送ってくれていました。
帰りは、行きと同じく西湘バイパスを経由して二宮へ抜けるルート。車内では娘がすぐに眠りにつき、大人たちもどこか静かに余韻を噛みしめながら、神奈川へと戻っていきました。
この旅の意味と、kei3.blogのかたち
この旅行は、単なる家族の夏の思い出ではありません。
kei3.blogというメディアを運営していく上で、「三世代で宿泊できる温泉旅館の記録」としての意味があります。
宿泊体験のすべて、サービスの細部、アクセスの利便性、周囲の自然環境、そして宿が提供する「家族の時間」。それらを実際に体験したうえで記録・紹介することこそ、私たちがこのブログを通して伝えたい価値であり、コンテンツの源泉です。
また、今回の旅では、娘を祖父母に預けるかたちで、夫婦だけの時間も確保でき、湯船やバーの席で、記事構成や写真の活かし方などについて打ち合わせを行いました。ブログの企画・編集という観点からも、非常に有意義な時間であったと振り返っています。
今回の旅に関して(記録と証憑)
本記事に記録したとおり、本旅行にかかった費用については、すべてkei3.blog運営に伴う実体験取材の一環として記録済みです。
- 宿泊費:9,700円 × 2名 = 19,400円
- 入湯税:300円 × 2名 = 600円
- → 合計:20,000円(税込)
※チェックアウト時に宿より発行された領収書を受領済み。

その画像を添付。記録・保存済み。
朝食・夕食・貸切露天・バー・周辺設備に至るまでの体験はすべて写真として記録に残しており、今後のブログ展開、記事制作、検索対策にも活かしてまいります。
おわりに
こうして、2025年7月の熱川旅は、5部構成の記事として無事にまとまりました。
またひとつ、ブログにとっても、家族にとっても、大切な記録が加わったように思います。