【熱川温泉セタスロイヤル】夏の海へ…①

【熱川温泉セタスロイヤル】夏の海へ…①

夏の海へ…西湘バイパスを抜けて…三世代で迎えた静かな始まり

2025年7月8日、火曜日。

朝から気温が高く、夏本番の気配がじわりと立ち上るような朝。

この日、私たちは三世代での小旅行に出かけました。同行したのは、私と妻、1歳の娘、そして私の父と母。計5人での旅です。

目的地は、伊豆・熱川温泉にある「熱川セタスロイヤル」。

海まで徒歩1分という立地の宿に泊まり、静かな時間と自然の空気を味わいながら、その様子を「kei3.blog」を通じてお届けする。

そんな旅のかたちを思い描いての出発でした。

出発は8時40分、西湘バイパスを経由して早川まで

朝の準備は思ったよりもスムーズに進み、予定より少し早めの8時40分に出発。

父母は別の車で後から向かうことになっていたため、まずは私たち3人での先行出発となりました。

この日のルートは、小田原方面へと向かう西湘バイパス。海が見えてくると、車内の会話も少しずつ柔らかくなっていきます。娘は出発後まもなく眠りにつき、妻は静かに音楽を聴きながら助手席で目を閉じていました。私自身は、旅の空気に包まれながら、ただアクセルを踏むリズムに集中していました。

特に寄り道はせず、できるだけ早く宿の近くまでたどり着き、海で過ごす時間をしっかり確保することが今回の旅の主眼のひとつ。

このブログで紹介するからには、まずはその「立地の良さ」や「海との距離感」を体感する必要がある。そう考えての選択でした。

熱川に到着、海のすぐそばの宿へ

熱川の町並みが見えてくる頃には、日差しもぐっと強くなり、まさに真夏の海辺といった風情。

ホテル前の駐車場に車を停めると、白い建物の外観が目に飛び込んできました。どこか懐かしさを感じるその佇まいは、安心感があり、正統派の温泉宿という印象です。

熱川セタスロイヤルの外観と、目の前の砂浜に張った我が家のテント。

水着へと着替えた後は、そのまま砂浜へ。すでに空は抜けるような青で、波音が遠くから穏やかに響いていました。

今回は、日差しを避けるために簡易テントを一張り設営。娘にとっては、はじめての“本格的な海辺でのあそび”です。

砂あそび、娘の夏の入り口

海に入るのはまだ少し早い年齢なので、波打ち際は避け、砂浜でのんびりと遊ぶ時間に。

持参したスコップやバケツを使って、娘は黙々と砂をすくい、バケツに詰め、またこぼしては笑っていました。

私たち夫婦はその様子を見守り。

交代で撮影や水分補給の準備。

こうした何気ない風景こそが、ブログで伝えたい時間のひとつです。設備や料理だけでなく、「どんなふうに過ごせるか」が何よりの魅力だと思うのです。

父と母が合流して、旅の輪がととのう

砂浜で娘と遊んでいると、しばらくして父と母がホテルに到着しました。

駐車場に車を停めたあと、こちらに手を振りながら合流。娘もすぐに気がつき、嬉しそうに両手を伸ばしていました。

この旅では、父母に娘をしばらく見てもらう予定でいました。

このブログを通して、ホテルについての取材をするためでもあり、祖父母にとっても「成長した姿をゆっくり見られる」貴重な機会となります。

母はさっそく娘に水を飲ませ、父は「足だけでも海につけてみるか」と、笑いながら砂の上をゆっくり歩いていました。

海辺の静かな数時間が、旅を開く

この宿に泊まることの価値は、部屋の快適さや料理の豊かさだけではなく、こうして海とすぐそばでつながれることにあると思います。

チェックイン前の時間を、家族それぞれのペースで穏やかに過ごすことができ、娘が祖父母に囲まれながら笑う姿を見て、私たちも自然と肩の力が抜けていきました。

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