はじめに
6月17日、火曜日。一般的には週の真ん中に差し掛かる少し疲れの出やすい頃合いではございますが、この日は休校日。家族三人で外食の機会に恵まれました。
お伺いしたのは、すかいらーくグループのしゃぶ葉。自宅から徒歩で向かい、お昼の12時に到着し、ゆったりと4時間。16時までのランチタイムを過ごさせていただきました。
値段とメニューまとめ。分かりやすくまとまっています。
選んだのは「豚バラ食べ放題ランチ」と「アルコール飲み放題」
この日いただいたのは、豚バラの食べ放題ランチコース。
さらに、大人2名分にアルコール飲み放題を付けて、乾杯の準備も万端に。
店内は平日のお昼ということもあり、落ち着いた雰囲気で、家族連れやご年配の方々がそれぞれのペースで鍋を楽しんでおられました。
鍋がぐつぐつと煮立ちはじめる瞬間。ランチからこの贅沢。心までほどけていくようでした。
薬味とタレも充実。様々な味変が楽しめます。
定番の「白だし」と「辛味噌チゲ」で
スープは2種類を選べるスタイルですが、わたしたちのお気に入りは、「辛味噌チゲ」と「白だし」の組み合わせです。
「辛味噌チゲ」は甘辛のコクが深く、豚肉との相性は格別。ピリッとした後味が、昼のビールをより爽快なものにしてくれます。
「白だし」は、昆布と鰹の旨味がやさしく広がり、野菜の自然な甘さを引き立ててくれる風味。特筆すべきは、1歳の娘が、この白だしをことのほか気に入っていた(ように見える)ことです。
まだ言葉こそ多くはありませんが、湯通しした野菜をパクパクと口に運ぶ姿に、「美味しいのサイン」がはっきりと感じられました。
娘用に用意した白だしの野菜セット。柔らかく煮た野菜と豆腐、小さく切ったうどんをそっと添えて。
野菜を囲んで思索する時間
しゃぶ葉の魅力のひとつは、何といっても豊富な野菜です。
レタス、白菜、水菜、ニラ、しめじ、えのき、もやし、たけのこ、さらには豆苗やおくらといった旬の野菜まで、どれも自由に選べるビュッフェスタイル。色とりどりの野菜を皿に盛るたびに、自宅ではなかなか味わえない“食の自由”を実感いたします。
持ってきた野菜の一部。つい取りすぎてしまうほどの充実ぶり。鍋の彩りも豊かになります。
鍋を囲みながら、ふと思い出すのは英語講師としての日々のこと。「動名詞と分詞構文の違い」ひとつを説明するにも、相手の理解に寄り添い、言葉を尽くす努力が求められます。
火の通りを待つ野菜を見ながら、「言葉も、鍋と同じように、“煮える時間”が必要なのかもしれないな」と、そんなことを考えておりました。
生ビールは「アサヒスーパードライ」
アルコール飲み放題には、生ビール、ハイボール、レモンサワーなどが用意されています。
この日いただいた生ビールは、アサヒスーパードライ。昼間に飲むスーパードライの喉越しは格別で、口の中の脂をさっぱりと流してくれました。
ハイボールもクセがなく、料理の味を邪魔しない仕上がり。ついつい杯が進みます。
泡立ち鮮やかなスーパードライ。グラスの向こうには、鍋の湯気。幸せな昼下がりの一枚。
店内は子連れにもやさしく
娘用のベビーチェアも用意してくださり、スタッフの方々も笑顔で声をかけてくださいました。
うどんや野菜を口にして、ご機嫌な様子の娘を見ながら、安心して食事を楽しむことができました。
「こういう日常が積み重なって、子どもにとっての“家族の思い出”になるのかもしれないな」
そんな風に感じられる、温かい空間でした。
お会計と、ひとつの“仕事”としての昼ごはん
今回のランチの費用は以下の通りです:
- 豚バラランチ食べ放題(大人2名):1,539円 × 2
- アルコール飲み放題(大人2名):1,319円 × 2
- 子ども(1歳):無料
- 8パーセント割引クーポン:-457
合計:5,259円(税込)
単なる外食と見られがちかもしれませんが、家庭の中では話せないことを共有できる貴重な時間でもありました。
英語塾の方針や、ブログの次の記事構成についても話し合うことができ、これはもう“ランチミーティング”と呼んで差し支えないひとときでございました。
おわりに
「鍋を囲む」という行為には、不思議な安心感があります。人と人との距離が自然と近づき、言葉も柔らかくなる。
しゃぶ葉のランチは、そんな時間を穏やかに包んでくれる空間でした。野菜もたっぷり摂れて、昼からの一杯も堪能できて、そして家族の記憶がまたひとつ増えました。
次は、また平日の昼に別のコースを試してみようと思っております。
その時もまた、言葉にならない小さな幸福が見つかる気がいたします。