【河口湖・ブリーズベイレイクリゾート】娘が生まれる前の習慣②

はじめに

ブリーズベイ河口湖リゾートで迎える朝。

目が覚めたとき、まず感じるのは、前日とはまったく違う空気です。

夜の静けさとはまた別の、少しだけ透明感のある朝の時間。

カーテンを開けると、目の前には、あの景色。

河口湖。そして、その上にかかる橋。

朝の光に照らされたその風景は、夜とはまったく違う表情を見せてくれます。

こういう瞬間に、「ああ、いい場所に来たな」と、あらためて思うのです。

起きてすぐの温泉

朝の湯が整えてくれるもの。

起きてすぐ、向かうのは温泉。

この“朝風呂”という習慣は、温泉宿に泊まる大きな理由のひとつです。

まだ完全に目覚めきっていない体で、ゆっくりと湯に浸かる。

前日の疲れや、少し残っている酒の余韻が、静かにほどけていきます。

ブリーズベイ河口湖リゾートの温泉は、あの“上からポタポタと落ちてくる源泉”が特徴。

朝の時間帯は特に、人も少なく、より落ち着いてその場所を使うことができます。

しばらくその下に身を置いていると、肌がなめらかになっていく感覚。

派手ではないですが、確実に“効いている”。

この感覚が、この宿に何度も来たくなる理由のひとつです。

朝食という選択

温泉で体を整えたあと、朝食へ。

会場は、前日の夕食と同じレストラン。

バイキング形式で、和洋さまざまな料理が並んでいます。

どれも魅力的ではあるのですが、私の中では、ほぼ選択は決まっています。

自分で作る海鮮丼

これが、一番いい。

ご飯をよそい、好きなネタを少しずつ乗せていく。

豪華に盛ることもできるし、あえてシンプルにすることもできる。

この“自分で調整できる感じ”が、朝にはちょうどいいのです。

一口食べる。

やはり、これが正解。

朝から重すぎず、それでいて満足感が高い。

他にもいろいろと料理はありますが、朝の自分には、これが一番しっくりきます。

無理に食べ過ぎず、ちょうどいい量で終える。

それもまた、この宿での過ごし方のひとつです。

部屋に戻って、何もしない時間

朝食を終え、部屋へ戻る。

チェックアウトまでは、まだ時間がある。

ここで、あえて何もしない。

テレビもつけず、スマホもあまり見ない。

ただ、窓の外の景色を見る。

昼に近づいていくにつれて、少しずつ変わっていく光。

湖の色。空の色。

それをぼんやりと眺める。

この時間があるかどうかで、旅の質は大きく変わると思っています。

チェックアウト、そして外へ

名残惜しさを感じながら、チェックアウト。

外に出ると、河口湖の空気が迎えてくれます。

ここからは、いつもの流れ。

湖の周りを、歩く。

季節によっては、少し寒い。

特に朝の時間帯は、風が冷たく感じることもあります。

それでも、歩く。

湖を見ながら、ただひたすら歩く。

歩いて、歩いて、歩く。

すると、不思議と体が軽くなってくる。

そして、心も少し整ってくる。

景色がいい場所というのは、それだけで価値があります。

何かをする必要はない。

ただ、その場所にいて、歩くだけでいい。

それが、河口湖の強さだと思います。

ある日の寄り道

ある日のこと。

散歩の流れで、少し足を伸ばして、酒蔵へ向かいました。

「甲斐の開運」を造っている井出醸造。

日本酒が好きな人間として、こういう機会は逃したくない。

蔵見学をさせていただきました。

中に入ると、空気が少し変わる。

ひんやりとしていて、どこか張り詰めた感じ。

説明も、とても丁寧でした。

米のこと。水のこと。発酵のこと。

普段何気なく飲んでいる日本酒が、どれだけ手間をかけて作られているのか。

頭では分かっていたつもりでも、実際に話を聞くと、理解の深さが変わります。

「飲む」という行為に、少しだけ意味が加わる。

こういう体験は、やはり良いものです。

ブリーズベイ河口湖リゾートという“習慣”

こうして、一泊二日の旅が終わる。

特別なことをしたわけではありません。

温泉に入り、酒を飲み、少し歩く。

それだけです。

でも、だからこそ、何度も来たくなる。

ブリーズベイ河口湖リゾートは、「イベントとしての旅行」ではなく、「習慣としての旅行」に近い存在でした。

娘が生まれる前、何度も繰り返したこの流れ。

今では少し形は変わりましたが、あの時間は確かに、自分たちの一部として残っています。

またいつか、同じように訪れることがあるかもしれません。

そのときは、また少し違う視点で、この場所を見ることになるのでしょう。

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