- 2025.10.03
夜の分岐点、そして水のリズムを読む③
はじめに 飲酒という行為には、ある種の“リズム”が存在するように思います。 たとえば、乾杯から始まる最初の1時間は、場の熱と会話の勢いでどうしてもペースが速くなりがちです。その時点で、体内のアルコール濃度は急上昇し、血中の水分バランスは一気に崩れます。 ここで「水を一口でも差し込む」かどうか。それが […]
はじめに 飲酒という行為には、ある種の“リズム”が存在するように思います。 たとえば、乾杯から始まる最初の1時間は、場の熱と会話の勢いでどうしてもペースが速くなりがちです。その時点で、体内のアルコール濃度は急上昇し、血中の水分バランスは一気に崩れます。 ここで「水を一口でも差し込む」かどうか。それが […]
はじめに 夜の予定が入る日ほど、昼のうちから心の準備をしている自分がいます。 「今日はしっかり飲むだろうな」と思う日は、食事の内容を軽くし、できるだけ体を動かしておく。 その延長にあるのが、飲む前の一杯の水です。 「プリウォーター」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。飲酒前にあらかじめ水を […]
はじめに お酒を飲んだ翌朝、どうしてこんなにも体調の差が出るのだろうと、いつも不思議に思います。 同じ量を飲んでも、ある日は軽く、ある日は重い。二日酔いというのは、単にアルコールが残っているというだけではなく、体の中のバランスや反応の結果なのかもしれません。 最近は特に、「水分の摂り方」に注目してい […]
はじめに 本日9月30日、火曜日。ブロンコビリーへ伺いました。 今回の訪問は三つの目的を持ってのこと。ひとつは個人的な区切りとしての「誕生日の食事」、ふたつめはアプリで見つけた誕生日クーポン+注文者1人につき200円引きという割引の実地検証、そして三つめがお子さまメニューの実用性チェックでした。 結 […]
9月16日。 鳥羽滞在中、地元の酒屋さん、酒のみせ・もりした(森下酒店)に立ち寄りました。そこで手に入れた日本酒を紹介します。 4合(720ml)サイズの「裏・半蔵純米大吟醸神の穂」です。 ラベルの透け方、夕陽を透過したボトルのつや—写真を見るだけでもあの一杯の記憶が蘇ります。 率直に言えば、ものす […]
はじめに ほとんど眠らないまま鳥羽へ向かったためか、気づいたら布団の中でいつの間にか眠りに—そんな疲労の残る朝でした。 とはいえ、旅先の朝は不思議と体が動き、まずは温泉へ。 今回は「朝風呂(食前)→朝食(テラス席)→朝風呂(食後)→チェックアウト」という一連の流れをできるだけ丁寧に、写真を多用して見 […]
はじめに 今回の滞在は、チェックイン後に部屋でひと息つき、プレミアムラウンジで長く過ごした先の記事(昼〜夕の滞在)に続きます。 今回は「部屋の詳細」「館内施設の全体像(プール・卓球等)」「夕食(ご当地メニュー中心)」を中心にまとめます。 部屋の構成と第一印象 — 期待と実際の眺望について 今回ご案内 […]
はじめに 2025年9月16日〜17日。 鳥羽の海を間近に望む「大江戸温泉物語 Premium 鳥羽彩朝楽(以下、鳥羽彩朝楽)」へ一泊してまいりました。 今回はチェックインから夕食前まで、特に「プレミアムラウンジ」に長く滞在して過ごした一日を、できるだけ丁寧に、写真の撮り方や時間帯ごとの変化も含めて […]
はじめに 前回に続き、今回も小田急沿線の隠れ家フレンチ「エスタミネ・コゼット」へ。 訪れるたびに、その日ごとの“飲み方”を楽しませてくれるのがこの店の魅力。今回は特に「デキャンタでワインを頼む」ことの良さを再確認した夜でした。 デキャンタ1200円という贅沢 注文したのは、デキャンタ・スパークリング […]
はじめに まず、磯自慢(いそじまん)を醸す蔵元、磯自慢酒造株式会社について簡潔にご紹介します。 磯自慢は静岡県焼津市に蔵を構え、天保元年(1830年)創業という長い歴史をもつ老舗です。昔から吟醸造りに力を入れており、近年では国内外で高い評価を得ている銘柄として知られています。 蔵のウェブサイトや蔵情 […]
はじめに 焼津での一泊が終盤へ向かう時間帯。 夕食を終え、静かに夜が深まっていく館内で、私たちは再び温泉へ向かいました。以降は、その後の動き—夜の入浴の回数、部屋での乾杯、窓際のくつろぎの場所のこと、そして朝の和朝食と最後の入浴、チェックアウトまでを順に、できるだけ丁寧に記してまいります。 夕食後の […]
はじめに チェックインを済ませ、客室で少し海を眺めてひと息ついた後は、いよいよ夕食の時間です。 やいづマリンパレスでは、宿泊プランに応じて「焼津づくし」などの地元食材を活かした和食膳が提供されることが案内に明記されており、駿河湾で揚がる旬の海の幸が中心に据えられています。今回のも、そうした地元の恵み […]
はじめに 2025年9月19日〜20日、焼津へ一泊してまいりました。 今回の宿泊先は「焼津温泉やいづマリンパレス(Yaizu Marine Palace)」。 到着から夕食前までを、できるだけ丁寧に、細部まで書き留めます。チェックインの所作や館内の導線、客室からの眺め、そして食事前に入った温泉の回数 […]
はじめに 9月16日、火曜日。 三重出張の昼、本日の目的は「鳥羽の海鮮」と「伊勢うどん」をしっかりレポートすること。 取材の一環として訪れた錦屋さんでは、地元の海を感じさせる丁寧な皿が並び、観光地らしい華やかさと、地元民に愛される実直さの両方を味わえる時間となりました。 以下、料理の順に味の描写・構 […]
はじめに 9月16日、火曜日。仕事帰りの“あの匂い”がふと蘇る夜でした。 社会人初期において、愛知県岡崎市で上司に連れられて食べたあの一杯─それが横綱のラーメンでした。 今回の出張において、久しぶりにその味を確かめに行き、昔話をしながら、ていねいに食べ、いつもの儀式(ネギ入れ、替え玉、ニントン投入、 […]
はじめに 9月14日、日曜日。 先日(9月2日)のガストの検証を踏まえ、今回は改めてアプリクーポンのコストパフォーマンス再検証と、キッズうどんプレート(娘の食事)の実地レビューを目的に訪れました。 結果としては「クーポン運用はやはり強力」「キッズプレートは子どもが喜ぶ設え」で、家族での外食としてとて […]
はじめに Oasis の曲群を辿るこの連載を締めくくる一曲に、なぜか『Whatever』がしっくりくる。 鋭く刺すようなフレーズと、どこか達観した自由の宣言が混ざり合うこの曲は、私のロンドン滞在の記憶の中で“勇み足”と“解放感”を同時に呼び起こす。 今回は、前回記事で登場したInternationa […]
1)ロンドンでの青春と、十人部屋の寮生活 ロンドンに住んでいた頃、私はInternational Student Houseという留学生向けの寮に暮らしていた。 しかも十人部屋という大部屋。 二段ベッドがずらりと並び、朝はあちこちからアラームが鳴り響き、夜は各国の言語が交錯する。日本語を話す時間はほ […]
最初に ロンドンの夜は、香りと声でできている。 湿った石畳、パブの木のカウンターにこびりついた歴史、夜ごと繰り返される合図のような注文の声。そして、フロアから漏れる低いベースのうねり。 私にとって『Cigarettes & Alcohol』は、そうした夜の匂いをそのまま切り取った一曲だ。曲が […]
ロンドン、Berwick Street の匂いと光景 ロンドンのソーホー地区、その中心を貫くように走る Berwick Street(バーウィック・ストリート)。 Oasis のアルバム『(What’s the Story) Morning Glory?』のジャケットにも登場したこの通りは […]
シャンパーニュ地方を歩く フランス北東部、パリから列車に揺られておよそ1時間半。 ブドウ畑の波が地平線まで広がるその土地に、シャンパンの聖地、エペルネとランスがある。 どちらも三度ずつ訪ねたことがあるが、印象はそれぞれに異なる。 ランスは大聖堂の街。歴代のフランス国王が戴冠したゴシックの大聖堂、荘厳 […]
はじめに 9月9日、火曜日。しゃぶ葉へ。 いつもの記事の構成や切り口で、今回はしゃぶ葉での「牛タンコース」体験を詳述いたします。 当日の概要(要点) 「牛タンが並んだテーブル。追加皿が積み上がると、何とも言えない満足感が生まれます。」 注文の狙いとオペレーション 今回の来店目的は明快でした。普段は3 […]
はじめに 9月7日、日曜日。 3回目のブログ記事を書くために秦野のRoostへ、友人家族と一緒に伺いました。 日替わり一本勝負という店の性格は変わらず、黒板に書かれた本日のAセット・Bセットを見て、自然と「じゃあ両方を」と合意が取れるのがこの店の愉しさです。 前回(第2回)の訪問記と同じく、料理の順 […]
はじめに 八月の終わり、夏の余韻がじわりと残る午後。 私は引っ越しのために、段ボール箱や家具をせっせと運んでいました。普段はデスクに向かうことの多い身にとって、何十キロもの荷物を抱え、階段を上り下りするという作業は、なかなかの重労働。額からは容赦なく汗が流れ、Tシャツはすぐに色を変えてしまいました。 […]
はじめに 9月2日、火曜日。 先日のバーミヤン、COCOSでアプリクーポン活用の有効性を確認できたため、今回はガストで平日限定の「ガストフィットメニュー2」を検証いたしました。 目的は、①4品セレクトの組み合わせによる満足度とコスパの評価、②アルコールを絡めた運用(クーポンや+100円オプション)の […]
休日の昼間、窓を開け放つと、世界は一気に光で満たされる。太陽は高く、光はまぶしく、影は最短になる。ベランダのタイルは白っぽく反射し、空気は淡く揺れる。 遠くからは車の音が断続的に届くが、その隙間を埋め尽くすのは、何と言っても虫たちの声だ。昼の虫の音は夜の合唱とは質が違う。夜はコオロギやスズムシの繊細 […]
空気がすっと澄んで、夕闇が深まると、月は静かに顔を上げる。満月の光は強いのに押しつけがましくなく、庭や街並みを銀色に柔らかく包み込んでいく。夕焼けの最後の橙色がやがて紫に溶け、夜の深さが増すにつれて、月光はますます存在を際立たせる。 ベランダに出ると、まず肌に触れるのは昼の残り香ではなく、夜の冷たさ […]
夜が静かに深まると、虫たちの合唱はますます明瞭になります。 窓を少しだけ開けてベランダの椅子に腰を落ち着けると、最初に耳に入るのはコオロギの低い持続音、そこにスズムシの清らかな倍音が織り込まれて、まるで古いレコード盤のように時間が回り出す感覚がします。虫の声は単なる環境音ではなく、季節の棚卸しのよう […]
夕暮れから夜へと移りゆく時間帯は、夏が名残を惜しむような空気に満ちています。昼間に溜まった熱は建物やアスファルトに蓄えられ、夕方になっても完全には抜けきらない。けれど風の中には確かに涼しさの片鱗が混ざり、頬をかすめる風は昼間とは違う表情を見せます。 ベランダの戸をそっと開ければ、その境界に立った自分 […]
夕方になると、ふいに空気が軽くなるのを感じます。 日中の余熱がまだ手のひらに残るけれど、風はもう、どこか涼しげに肩を撫でてくる。そんな境い目の時間帯が、秋の入り口を教えてくれます。夏の強さが少しずつ剥がれて、夜の輪郭が柔らかく立ち上がってくる。あの切り替わりの瞬間が、私は好きです。 ベランダの戸を開 […]