- 2025.08.31
番外編 アルコールのない祝祭─プール後のノンアルまとめ
はじめに プールで身体を動かし、水に包まれて過ごしたあとの静かな時間。アルコールを楽しむ日もあれば、あえてノンアルコールを選び、軽やかに余韻を味わいたい夜もございます。 本稿は、そんな「飲まない」日のための小さな案内編。 喉と心を満たし、翌日にやさしい7種類のノンアルをご紹介しながら、プール後ならで […]
けいさんの酒ブログ 食べ歩き・飲み歩き・温泉・サウナ・音楽・経営
はじめに プールで身体を動かし、水に包まれて過ごしたあとの静かな時間。アルコールを楽しむ日もあれば、あえてノンアルコールを選び、軽やかに余韻を味わいたい夜もございます。 本稿は、そんな「飲まない」日のための小さな案内編。 喉と心を満たし、翌日にやさしい7種類のノンアルをご紹介しながら、プール後ならで […]
はじめに プールから上がり、シャワーを浴びて塩素の匂いを洗い流し、髪を乾かし、ようやく一息つく。 けれども、夜はまだ始まったばかり。家に帰る前に、あるいは帰り着いてすぐに、手軽に楽しめる「ご褒美」を探す人は多いでしょう。そんなとき、私たちを待ち構えているのが「コンビニの缶シリーズ」です。 缶というフ […]
はじめに プールで体を動かし、全身を水に委ねたあとの心地よい疲れ。その余韻に寄り添う酒として、ワインほど不思議な存在はありません。 ビールや日本酒、焼酎、蒸留酒のソーダ割りが「喉ごし」や「清涼感」を主役にしてきたのに対し、ワインはより「余韻」と「深まり」を与えてくれる飲み物です。 赤ワインのタンニン […]
はじめに 泳ぎを終えた後というのは、不思議な時間です。 体内の水分は使い果たされ、筋肉は心地よく疲れ、心はどこか透明になっている。そんな状態で迎える一杯は、日常で味わうものとはまったく違う顔を見せます。 今回は、ビールや日本酒に続き、泡盛・いも焼酎・麦焼酎、そしてジン・ウォッカ・ウイスキーのソーダ割 […]
はじめに プールで泳いだ後の身体は、どこか特別な状態にあります。 水の抵抗を受け、筋肉を隅々まで動かし、心拍数を一定のリズムで上げ下げしながら過ごした一時間。その過程で、余分な緊張や頭の中のざわめきが、自然と削ぎ落とされていきます。 サウナのように一気に発汗してデトックスする感覚とは少し異なり、プー […]
はじめに 静かに泳ぎ終え、プールサイドのベンチに腰を下ろすときの心地よさは、言葉にしにくいものがあります。濡れたタオルの重み、髪の根元に残る水滴、肌にまとわりつく少しだけ冷たい空気。これらが合わさって、身体のなかに「整った」余白が生まれる瞬間です。そうした余白に、ひと口のビールがするりと入るときの幸 […]
発汗と水中感覚、それぞれの“浄化力” 私たちは、なぜ「汗をかく」とすっきりとし、「水に入る」と安心するのでしょうか。 プールで泳ぎ、サウナで汗を流すということを続けていると、そこには単なる運動やリラックスを超えた「何か」があるように感じられてきます。 それは、身体的な変化以上に、精神的な感覚の変化。 […]
サウナでは「汗をかききる」べきなのか サウナが好きで通っておりますと、ふとした疑問が湧いてまいります。 「サウナって、汗をたくさんかいた方が良いのだろうか?」 あるいは、「汗をかききって“出し切った”感覚が大事なのか?」という問いです。 本日は、このテーマについて、発汗の仕組みや身体の反応に触れなが […]
はじめに 7月29日、火曜日。 この日は久しぶりに、家族三人で「万葉の湯はだの」へと足を運びました。 娘が生まれてから2回目の本格的な温泉取材。滞在時間はほぼ丸一日。たっぷりと湯に浸かり、食事をし、館内で過ごしながら、静かな時間の流れを味わいました。 本日はその様子をレポートします。 10時の入館を […]
あの頃のプール、そして今 プールというものに、私はどこか“時間のにおい”を感じます。 塩素の匂い、少しざらついたコンクリートの床、滑り止めのマット。水面のきらめきと反射音、そして子どものころの遠い記憶。 小学校の授業、夏休みの市民プール、家族で出かけたレジャー施設。 プールはいつも、どこか特別な場所 […]
泳いだあとに入るサウナー整いの逆順 これまで、サウナから整いに向かうという流れについて何度かお話ししてきました。 ふと流れを変えてみたくなりました。 それはプールで泳ぎ、身体を動かしたあとに、サウナに入ってみるということ。 これが想像以上に、深く穏やかな整いへとつながることに気づきました。 火を灯す […]
サウナでは“無になる”、プールでは“自分の状態に気づく” サウナに入っているとき、私は「何も考えない」状態に向かいます。熱と静けさが、意識のノイズをゆっくりと焼き切ってくれるようで、気がつけばただ、そこに“いる”だけの自分に出会います。まさに“無”の感覚です。 一方、プールでは少し違った感覚がござい […]
泳ぐという瞑想──整うのはサウナだけじゃない 夏になりました。 この季節は静かなプールに身を沈める機会が多くなります。鼻からゆっくりと息を吐き、水の抵抗を感じながら腕を前へ伸ばしていく。そのまま平泳ぎのリズムで、水をかく、伸ばす、息を吸う。この繰り返しに集中していると、不思議と心が整ってまいります。 […]
湯気の中で拾う、ことばのかけらたち サウナにいると、不思議と“言葉”が浮かびます。 それは日常の中では意識しなかった単語だったり、いつかどこかで読んだ比喩、あるいは、まったく新しい造語のような音の連なりだったり。 身体が熱に包まれ、頭が空白に近づくと、本当に必要な語彙だけが、ぽつりぽつりと浮かんでく […]
書くことに詰まったら、サウナへ 日々ブログを書く、教材をつくる、案内文を整える。 書く仕事というのは、思っている以上に“詰まり”との戦いです。 言葉が出てこない。構成が組めない。伝わる気がしない。 そんなとき、私は湯気の中に逃げ込むように、サウナへと向かいます。この数年で気づいたのは、サウナというの […]
湯気の向こうに浮かぶ「ことば」 湯気の中にじっと座っているとき、あるいは、外気浴で静かに風を感じているときーふと、「ことばが浮かぶ」瞬間があります。 意図せず、思いがけない角度から、何かの断片がやってくる。忘れていたアイデア、迷っていた選択、頭の片隅にあったあの言い回し。 サウナとは、そういった“思 […]
「どこで、ととのうか」について考えてみる サウナに通うことが習慣になると、自然と“自分に合った場所”を探すようになります。 今日は、そんな「施設との相性」や“混んでいるサウナ”との付き合い方、そして“日常の延長としてのサウナ”と“非日常としてのサウナ”のちがいについて、少し書いてみようと思います。 […]
はじめに 英語を教える仕事というのは、頭を使うだけでなく、感情の整理や言葉の調律のような作業も必要とされる場面が多々あります。 思春期の生徒と向き合い、読解と文法の隙間にある「伝える力」を育てようとすれば、自分自身の内側がどこかでととのっていなければならない。そんなふうに考えることが、年々増えてまい […]