はじめに
2026年4月6日、月曜日。栃木取材旅行2日目。
那須高原の空気は、どこか柔らかい。
前日に温泉で整えた身体のまま、ゆっくりと車を走らせながら、この日の目的地へと向かう。
訪れたのは、月井酒店。
いわゆる大型店ではないが、地酒にしっかりと向き合っていることが伝わってくる、落ち着いた酒屋です。
店内に入ると、派手さはない。
だが、その分、一本一本の酒に意味がある。そんな空気が漂っている。
今回の目的は、日本酒。
旅先では必ず、その土地で一本選ぶ。これはもはや習慣のようなもの。
棚を見ていると、自然と目に入ってきたのが一本の緑ラベル。
鳳凰美田。
そしてその中でも、今回選んだのが「出羽高畠 亀の尾」。
四合瓶で2200円。
価格帯としては決して高すぎず、それでいて“間違いない一本”のゾーン。
この「亀の尾」という酒米。
日本酒をある程度飲んでいると、一度は気になる存在。
希少な酒米であり、しっかりとした旨味と個性を持つ。
さらに、この一本は山形県・出羽高畠産のものを使用しているという点も興味深い。
鳳凰美田らしい、華やかでフルーティーな香り。
そして、亀の尾特有の米の旨味。
その両方がどう交わるのか。
それを確かめたくなり、迷わず購入しました。
宿での夜、味わいレポート
グラスに注ぐと、まず香りが立ち上がる。
洋梨やマスカットのような、どこか品のある甘い香り。
一口。
やはり鳳凰美田だ、と思う。
柔らかく入ってきて、じんわりと広がる甘み。
しかし、その奥にあるのが亀の尾の存在感。
ただ軽やかなだけでは終わらない、芯のある味わい。
甘み、酸、旨味。そのバランスが非常に良い。
濃厚さもあるが、重たくはない。
むしろ、気づけばもう一口と進んでしまうタイプの酒だ。
しっかり冷やして飲むのが良い。
温度が上がると、さらに香りと甘みが膨らむのも面白いです。
終わりに
今回の旅では、牧場、温泉、そして酒。
その中で、この一本は「夜の時間を締める役割」として非常に優秀でした。
外で飲む酒も良いが、こうして部屋でゆっくりと向き合う酒もまた、良いです。
那須高原という場所で出会った月井酒店。
記憶に残る店になったことは間違いない。
また訪れた際には、違う一本も試してみたい。
そう思わせてくれる、良い酒屋でした。
ごちそうさまでした。
自分用メモ(業務記録)
基本情報
訪問日:2026年4月6日(月)
訪問地:那須高原・月井酒店
購入品
・鳳凰美田 出羽高畠 亀の尾(四合瓶)
合計金額
・2,200円
内容・評価
・鳳凰美田×亀の尾の組み合わせは非常に良い
・香り:フルーティー(洋梨・マスカット系)
・味:甘み+旨味+酸のバランス良
・飲みやすさ:高いが、軽すぎない
ペアリング想定
・和食全般
・焼き魚、肉料理どちらも対応可能
満足度
★★★★☆(4.5/5)
今後の方針
・那須方面は酒屋取材ルートとして有効
・現地購入→宿飲みの流れは継続
・鳳凰美田は別スペックも継続検証対象
領収証