はじめに
まだ娘が生まれる前のこと。
夫婦二人で、熱海へ。
宿泊先に選んだのは、ニューフジヤホテル。

熱海といえば、いくつかの定番宿がありますが、このホテルはその中でも、ひときわ異彩を放つ存在です。
理由はシンプル。とにかく大きい。
これに尽きます。
熱海駅から徒歩で向かう、いつものルート
毎度お馴染みの熱海駅からの流れ。

駅から徒歩でホテルへ向かう。
駅前のにぎわいを抜け、少しずつ人通りが落ち着いていく。
そして、あの坂。
何度か歩いていると、この坂も“旅の一部”になります。
下りながら、「ああ、また来たな」と思う。
特別な道ではないのに、記憶に残る道というのは、こういうものです。
歩き慣れたその坂を下りきると、目の前に現れる、あの建物。

ニューフジヤホテルに到着です。
14時30分チェックインという戦略
チェックインは15時。
ただし、このホテルに関しては、少し事情が違います。
とにかく人が多い。
ホテルの規模が大きい分、宿泊客の数も桁違い。
そのため、15時ちょうどに行くと、チェックインがかなり混雑します。
そこで我々は、14時30分に到着。

少し早めに手続きを済ませる。
この“30分の先手”が、快適さを大きく左右します。
この規模のホテルでは、こういう小さな判断が効いてきます。
とにかく広い。広い。広い。
チェックインを終え、館内へ。

ここであらためて感じる。
広い。
とにかく広い。

何度言っても足りないくらい、広い。

廊下の長さ。フロアの広さ。施設の数。
すべてが規格外。

もはや“ホテル”というより、ひとつの施設群といった方がしっくりきます。
このスケール感は、他の温泉宿ではなかなか味わえません。
スタンダードな客室、割り切りの美学
部屋は、最もスタンダードな洋室。

窓はあるものの、見えるのは建物の内側。
いわゆる“展望”は期待できない部屋です。
ただ、この点については、特に不満はありませんでした。
理由は明確で、部屋に長くいる予定がないから。
このホテルでは、部屋はあくまで「拠点」。
温泉。食事。館内。
そちらに価値がある。
そう割り切れば、この部屋でも十分すぎるほどです。
温泉巡りスタート。まずは展望露天風呂へ
荷物を置いて、すぐに温泉へ。
ここでもまた、このホテルの“規模”が顔を出します。
温泉が複数ある。
そして、どこに行くのか、少し迷う。
館内マップを確認しながら、最初に選んだのがここ。

本館11階の展望露天風呂。

ここは人気の浴場のひとつ。
チェックイン直後にも関わらず、次から次へと人が入ってくる。

それでも、この場所には価値がある。
露天風呂そのものとそこからの景色。
「展望」という名に偽りなし。

熱海の街並みと海を見下ろすような感覚。
この開放感は、やはり良いです。
地下大浴場へ。スケールで押し切る安心感
続いて向かったのは、本館地下の大浴場。

こちらはサウナ付き。
そのためか、やはり混み合っている。
ただし、ここでもこのホテルの強みが出る。
広い。
人は多い。
でも、スペースも広い。
結果として、そこまで窮屈に感じない。
これは大規模施設ならではのメリットです。
サウナに入り、水風呂で整える。

温泉→サウナ→休憩。
しっかりとした流れが作れるのも、この浴場の良いところです。
夕食前の外出。ビアバーという選択
2つの温泉を堪能した後、夕食まで少し時間がある。
ここで外出。
ホテルの近くにあったビアバーへ。

このあたりの“自由度”も、素泊まりではなくバイキング宿を選ぶ理由のひとつです。
館内で完結させることもできるし、外に出て変化をつけることもできる。
この日のビアバーについては、また別記事でしっかり書こうと思います。
夜のホテルへ戻る。照明が作る雰囲気
日が落ちた頃、ホテルへ戻る。

入り口の照明が灯り、昼とはまったく違う表情。

この雰囲気を見ると、自然とこう思う。
「もう一度、露天風呂に入りたい」と。
再び展望露天風呂へ。夜の正解
再度、11階の展望露天風呂へ。
これが、正解でした。

夜の景色。照明に照らされた街。
昼とは違う、落ち着いた空気。
湯に浸かりながら、ぼんやりと景色を見る。
この時間は、やはり良いです。
夕食バイキング。圧倒的スケール
風呂上がり、レストラン前で妻と待ち合わせ。

そして中へ。
ここでも感じる。
広い。

今まで行ったホテルの中でも、1位か2位か。
それくらいの規模。

人も多い。
しかし、運営はしっかりしている。

料理がなくなれば、すぐ補充。

動線もある程度確保されている。

結果として、困ることはほとんどありません。
飲み放題という安心感
そして、やはり重要なのがこれ。
アルコール飲み放題。

これは本当にありがたい。

料理は海鮮を中心に。

ビールをメインに、ゆっくりと進めていく。

こういうスタイルが、このホテルには合っている。

写真の通り、海鮮以外の料理の種類も豊富。

好きなものを、好きなだけ。

この自由度が、満足感につながります。

美味しくいただきました。
食後のルーティンへ
夕食を終え、少し休憩。
その後は、いつもの流れ。

館内を少し歩き、また温泉へ。

そして部屋へ戻る。
この“繰り返し”が、一番落ち着きます。
静かに終わる夜
ビアバー。温泉。バイキング。
この日のビールは、確実に効いていました。
部屋で少し休んでいるうちに、気がつけば眠りに落ちている。
無理に締める必要もない。
自然に終わる一日。
これもまた、良い旅の形です。
第一部まとめ
ニューフジヤホテルは、いわゆる“高級旅館”とは違います。
しかし、
- 圧倒的な規模
- 温泉の多さ
- 飲み放題付きバイキング
- 自由度の高さ
これらが組み合わさることで、独特の満足感を生み出している宿。
「気軽に、しっかり楽しむ温泉旅行」
この目的においては、非常に優秀な選択肢だと思います。