はじめに
2026年某日。
前回に引き続き、家でゆっくりと「相模灘」を飲み比べる時間。
一升瓶で揃えたからこそできる、贅沢で静かな楽しみ方です。

今回は神奈川県相模原市にある久保田酒造の「相模灘」二本。
・純米吟醸(美山錦)
・純米吟醸(雄町)
この二つをじっくりと味わっていきます。
今回の相模灘(二本)
同じ純米吟醸でも、使用している酒米によって、ここまで違うのか。
それをはっきりと感じさせてくれる二本でした。
純米吟醸(美山錦)
まずは、美山錦。

口に含んだ瞬間、綺麗さが際立つ。
雑味がなく、スッと入ってくる。
そして、柔らかく広がる旨味。
派手さはないが、とにかくバランスが良い。
どんな料理にも寄り添うタイプで、食中酒として非常に優秀。
「相模灘らしさ」がよく出ている一本です。
純米吟醸(雄町)
対して、雄町。

こちらは一口目から印象が違う。
旨味がしっかりと乗っている。
美山錦に比べて、より厚みのある味わい。
しかし、それでも重すぎない。
しっかりしているのに、最後はきちんとキレる。
この「重さと軽さのバランス」が面白い。
飲みごたえを求めるなら、こちらです。
飲み比べて感じたこと
同じ純米吟醸でも、
・美山錦 → 綺麗・バランス型
・雄町 → 旨味・厚み型
しっかりと方向性が分かれる。
そして共通しているのは、やはり後味の美しさ。
ここがぶれないのが「相模灘」の強さです。
家飲みだからこそ分かる違い
外で一杯飲むだけでは、ここまでの違いはなかなか分からない。
しかし、
・同じ環境
・同じ温度帯
・同じグラス
で飲み比べることで、それぞれの個性がはっきりと見えてくる。
この時間は、やはり贅沢です。
まとめ
今回の「相模灘」二本。
・美山錦 → 静かに寄り添う一本
・雄町 → しっかり楽しませる一本
どちらも素晴らしい完成度。
派手ではない。
しかし確実に美味い。
そして、飲むほどに良さが分かる。
そんな酒です。
家でじっくりと向き合うには、これ以上ない日本酒でした。