【実家】日本酒テイスティング会 ー 6本の大吟醸・吟醸酒をじっくり飲み比べ

【実家】日本酒テイスティング会 ー 6本の大吟醸・吟醸酒をじっくり飲み比べ

はじめに

2026年3月8日、日曜日。

この日は3名で私の実家へ行くことになりました。

到着する前にすでに私たちはビールを少し飲んできていたのですが、それを知った父がすぐに一言。

「それなら日本酒を飲もう」

ということで、実家にある日本酒を並べてみることにしました。

冷蔵庫や棚から出してみると、なんと6本

せっかくなので、ただ飲むのではなく、一本ずつ味や香りの特徴を確かめながらテイスティングすることにしました。

日本酒の飲み比べは、同じ「大吟醸」でも驚くほど個性が違うのが面白いところです。

今回は以下の6本を少しずついただきながら、それぞれの特徴をまとめてみました。

白鶴 大吟醸

(醸造元:Hakutsuru Sake Brewing Co., Ltd.)

最初の一本は、兵庫県神戸の老舗酒造、白鶴酒造の「白鶴 大吟醸」。

白鶴酒造は1743年創業という、非常に長い歴史を持つ酒蔵。灘五郷のひとつである「灘」の酒は、江戸時代から日本酒の名産地として知られており、硬水の「宮水」を使った力強い酒造りが特徴。

この大吟醸は、比較的手に入りやすい価格ながら、香りと味のバランスがよい定番酒として知られています。

香り

グラスに注ぐと、まず感じるのはフルーティーな吟醸香。りんごやメロンを思わせるような爽やかな香りです。

味わい

口当たりは非常になめらか。すっきりとした甘味と、ほどよい酸味があり、後味は軽快。

「大吟醸らしさ」をとても分かりやすく感じられる一本で、日本酒をあまり飲まない人でも飲みやすいタイプだと思います。

大関 大吟醸 「白銀の香り」

(醸造元:Ozeki Corporation)

次は大関の大吟醸。ラベルには「白銀の香り」と書かれています。

大関もまた灘を代表する酒蔵の一つで、1711年創業という長い歴史を持っています。日本酒を世界に広げたメーカーとしても有名です。

香り

名前の通り、非常に華やかな吟醸香。梨や白桃のような甘い香りが広がります。白鶴よりも、少し香りが強い印象。

味わい

やや甘めの味わいで、口の中でふんわり広がる感じ。アルコールの刺激が少なく、かなり飲みやすいタイプです。

このお酒は、香り重視の大吟醸という印象でした。

秀よし 五年熟成 大吟醸古酒

(醸造元:Suzuki Shuzoten Co., Ltd.)

三本目は、秋田の銘酒「秀よし」。

このお酒の特徴はなんといっても五年熟成の大吟醸古酒であること。

普通の大吟醸はフレッシュさが重視されることが多いのですが、このお酒は長期熟成させることで独特の風味を生み出しています。

グラスに注ぐと、すでに違いが分かります。ほんのり黄金色。熟成酒らしい色合いです。

香り

ナッツ、蜂蜜、ドライフルーツのような香り。一般的な吟醸香とはまったく違う世界です。

味わい

非常に深いコク。甘味、旨味、熟成感が重なり合って、まるでシェリー酒のような印象もあります。

この一本は完全に「じっくり味わう酒」。チーズやナッツと合わせると、かなり良さそうです。

久保田

(醸造元:Asahi Shuzo Co., Ltd.)

続いては、新潟の超有名銘柄「久保田」。

久保田は、いわゆる「淡麗辛口」の代表格として知られ、日本酒ブームの中で非常に人気が高まりました。

香り

控えめで上品。華やかというよりは、落ち着いた吟醸香

味わい

これぞ新潟酒。

  • すっきり
  • 軽快
  • キレが良い

甘さはほとんど感じず、後味が非常にシャープです。

食事と合わせるなら、このお酒が一番かもしれません。

八海山 大吟醸

(醸造元:Hakkaisan Brewery Co., Ltd.)

五本目は、新潟のもう一つの名酒、八海山。

八海山は品質管理の徹底で知られる酒蔵で、安定した味わいに定評があります。

香り

上品で控えめ。メロンや梨のような香りがほのかに漂います。

味わい

非常にきれいな酒質。

雑味がほとんどなく、水のように透明感のある味。

それでいて旨味はしっかりあります。

「日本酒ってこんなに綺麗なんだ」と感じるような一本です。

蔵の宿 純米吟醸

最後は青い瓶が印象的な「蔵の宿」。

純米吟醸なので、アルコール添加のないタイプです。

香り

やや穏やかな吟醸香。米の甘い香りも感じられます。

味わい

純米らしい旨味がしっかり。

甘味、酸味、コクのバランスがよく、飲みごたえがあります。

大吟醸と比べると香りは控えめですが、米の味を楽しめるタイプのお酒でした。

6本を飲み比べてみて

今回改めて感じたのは、同じ吟醸酒でも個性がまったく違うということ。

ざっくり印象をまとめると

香り華やか

・大関
・白鶴

淡麗辛口

・久保田
・八海山

個性派

・秀よし熟成酒

旨味タイプ

・蔵の宿

という感じでしょうか。

日本酒は本当に奥が深く、飲み比べるとその違いがとてもよく分かります。

実家での日本酒時間

こうして少しずつ6種類を飲みながら、

「これは香りがいい」
「これは辛口だ」
「熟成酒は全然違うね」

などと話しながらの時間。

派手なイベントではありませんが、こういう実家でのんびり飲む日本酒の時間はやはり良いものです。

一本を飲みきるのではなく、少しずつ味見する飲み方も、なかなか楽しいものですね。

また実家に来たときは、別の日本酒でも飲み比べをしてみたいと思います。

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