はじめに
2023年7月10日、月曜日。仙台一人旅の最終日。
締めくくりに選んだ場所は、やはりここ。

キリンビール仙台工場内「キリンビアポート仙台」。

仙台を訪れるたびに立ち寄る場所。今回で3回目。

もはや観光地というより、自分にとっては“巡礼地”のような存在です。
工場は休み。それでも向かう理由
この日はあいにく、工場見学は休止日。
問い合わせると、レストランであるキリンビアポートは営業しているとのこと。
ただし、いつも利用している多賀城駅からの無料送迎バスは運休。
7月。東北とはいえ、容赦なく暑い。
それでも歩くことにしました。
アウトレットパークの前を通過。

観覧車が夏空に映える。

アスファルトから立ち上る熱気。そして遠くに見えてくる、キリンのロゴ。

あの看板が見えた瞬間の安心感。「ああ、辿り着ける」という感覚。

正面入口は閉鎖。受付で事情を伝え、レストラン利用の旨を説明し、無事入場。

歩いた距離が長かった分、到着したときの達成感は格別でした。
90分2,000円。飲み放題という選択
店内に入り、着席。前回来た時と同じ席へ。

迷わず選択したのが、
90分飲み放題 2,000円(大人)
この価格設定。

工場併設レストランとしては破格。しかも内容が素晴らしい。

貼り付けたメニューを一つ一つ、丁寧に紹介していきます。
キリンビール飲み放題ラインナップ徹底レポート
提供サイズは
- グラス(200ml)
- レギュラー(350ml)
- ラージ(500ml)
私は基本レギュラーで一通り。

全ていただきましたので、レポートをします。
① キリン一番搾り生ビール
キリンの代名詞。
一番搾り製法は、麦汁の最初に流れ出る“うまみの多い部分”のみを使用するという贅沢な製法。雑味が少なく、クリアで上品な味わい。
最初の一杯はこれ。
汗だくの身体に染み込む。泡がきめ細かい。さすが工場直結。鮮度の違いは明らか。
口当たりは柔らかく、後味はすっきり。「完成度」という言葉がふさわしい。
② キリンラガービール
熱処理ビール。
今や希少な“熱処理”を続けているブランド。ホップの苦味がしっかり立ち、クラシックな飲みごたえ。
一番搾りが“現代的”なら、ラガーは“伝統”。
のどにくる刺激、そしてコク。ビール好きなら必ず押さえるべき一杯。
③ キリン一番搾り〈黒生〉
黒ビールながら重すぎない。
焙煎麦芽の香ばしさ。しかし飲み口は軽やか。
暑い日でも飲める黒。これが意外と良かった。
④ キリンブラウマイスター
ここで一段階、格が上がる。
長期熟成。麦芽100%。プレミアム路線。
ホップの華やかな香り。口に含んだ瞬間の膨らみ。
これは丁寧に味わうべきビール。
⑤ ハートランドビール
私が好きな銘柄。
麦芽100%、アロマホップ100%。澄んだ味わい。雑味なし。
ビールというより、透明な液体芸術。
暑い日、2杯目3杯目に最適。
⑥ ハーフ&ハーフ
一番搾りと黒生のブレンド。
見た目が美しい。香りは複雑。口当たりは柔らかく、後味は豊か。
ブレンドの妙。工場直結ならではの完成度。
プレミアム:一番搾りプレミアム
日本産ホップ「IBUKI」を使用。
香りが明確に違う。上質。繊細。
通常の一番搾りと比較すると、より芳醇で、丸みがある。
これはゆっくり飲むべき一杯。
クラフトビール(Tap Marché)
500円追加でクラフトも飲み放題。
Tap Marché(タップ・マルシェ)は、キリンが展開するクラフトビールの多様性を楽しむシステム。
その日は内容が変わるため、銘柄は流動的。
小規模ブルワリーとのコラボ商品など、個性派が並びます。
私は基本ラインナップを中心に攻めたので、今回は試飲しませんでした。
フード:爽やかパスタ
フードはパスタを選択。

酸味が効いた爽やかな味付け。ビールの苦味をリセットしてくれる存在。
飲み放題は「流れ」が大事。
・王道(ラガー)
・軽快(ハートランド)
・濃厚(ブラウマイスター)
・黒
・ハーフ
その合間にパスタ。
完璧な構成でした。
工場直結の価値
やはり最大の魅力は“鮮度”。

ビールは生き物。温度管理、サーバー管理、泡の質。
工場併設レストランは、その全てが整っている。
そして歩いて辿り着いたからこその、最初の一杯の価値。
汗。達成感。そして黄金色の液体。
これ以上の贅沢は、なかなかありません。
まとめ
90分2,000円。この内容は正直、破格。

仙台に来るたび立ち寄る理由が、今回も再確認できました。
工場が休みでも、価値は変わらない。むしろ歩いた分、記憶に残る一日になりました。
次回は、工場見学再開日に合わせて訪れたい。
キリンビアポート仙台。ビール好きなら、一度は体験すべき場所です。
ごちそうさまでした。