はじめに
2026年1月27日、火曜日。
ららぽーと海老名での取材を終えたあと、娘がベビーカーでお昼寝してくれたその隙をついて、私達は静かにLe Bar a Vin (ルバーラヴァン)52 ビナガーデンズ海老名店 へ足を運びました。

この日は「ワインをじっくり検証する」ことを目的に。

選んだのは写真の ファウスティーノ リベーロ ティント(Tempranillo Garnacha) です。

お店は落ち着いた大人の雰囲気。

海老名駅近くの立地もあり、仕事帰りやデート、休日のひとり時間にも使われる人気スポットです。
ワインリストは世界各国のセレクトが揃い、グラスワインからボトルまで充実しています。
この日は娘が目覚める前の短い時間ながら、「ワインそのもの」に集中できる貴重な時間となりました。
ファウスティーノ リベーロ ティントとは?
まず、このワインについて調べた情報から整理していきます。

原産地と背景
ファウスティーノ(Faustino) は、スペインを代表する老舗ワイナリーのひとつで、リオハ(Rioja)地方を代表する Bodegas Faustino が造っています。
リオハはスペイン北部に位置し、気候は大陸性で昼夜の寒暖差が大きく、葡萄の味わいをしっかりと保ちながら、酸味と果実味のバランスが良く育つ土地です。
スペインにはいくつかの法定産地格付けがありますが、Rioja DOCa(Denominación de Origen Calificada) は、その中でも最も歴史があり品質を保証された区域。
ファウスティーノ リベーロはそんな一級の条件下で造られるワインです。
テンプラリーニョ & ガルナッチャの融合
このワインの品種はボトルのラベルにある通り、
- Tempranillo(テンプラリーニョ)
- Garnacha(ガルナッチャ)
が主体です。
テンプラリーニョ(Tempranillo)
スペインを代表する黒葡萄品種で、酸味と渋みのバランスが良いこと、熟すとベリー系やプラムのような果実味が出やすいことが特徴です。
スペイン語で「早熟」を意味する名前の通り、比較的早い段階で成熟する品種でもあります。
テンプラリーニョ主体のワインは、
- 柔らかいタンニン
- 穏やかな酸味
- 赤系果実の香り
がバランスよく出る傾向にあり、特にミディアム〜ミディアムフルボディとして安定感のあるタイプとして親しまれています。
ガルナッチャ(Garnacha)
スペインでは伝統的な赤ワインの品種で、テンプラリーニョと比べて
- ほんのり甘みが出やすい
- フルーティーな香りが強い
- 軽やかな飲み口になる傾向
があり、ブレンドに入ることで柔らかさとアクセントを添えます。
この組み合わせは、果実味とコクを両立させつつ、飲み飽きしないバランスを生む特徴があります。
開栓直後の印象と変化
Le Bar a Vin 52 で注文し、グラスに注いだ最初の一口。

最初に感じたのは 渋みの存在感。
これはテンプラリーニョのタンニンが、まだワインの中で落ち着ききっていない“初期の段階”で感じられやすい特徴です。
しかし、この渋みは決して粗いものではありません。
口に残る余韻は滑らかで、時間が経つにつれ徐々に柔らかく丸みを帯びていきました。
これがいわゆる 「エアレーション(空気との接触)」による効果 で、ワインはグラスに注いだ直後と、数十分後では味わいが変わることがあります。
空気に触れることでアルコールの角が取れ、香りが開き、味わいがまろやかになる現象です。
ファウスティーノ リベーロ ティントは、“最初はやや硬めの印象” から、“時間経過で果実味と柔らかさが表に出てくる”という魅力的な変化を見せてくれました。
これはまさに テンプラリーニョらしい進化 とも言えます。
ワインと料理のペアリング検討
本来であれば、料理と合わせて検証したかったところですが、この日は娘が目覚めてしまい、ペアリングの時間は取れませんでした。
ですが、このワインのスタイルから想像したペアリングは次のようになります。
赤身肉(グリル・ステーキ)
テンプラリーニョの果実味とタンニンは、赤身肉の旨味と塩味を引き立てる性質があります。
特にスペイン系のグリルやローストビーフなどとは定番の組み合わせです。
トマト系パスタ
トマトの酸味と、ワインの果実味が呼応し、酸味どうしがケンカせずに調和します。
チーズ類(マイルドタイプ)
ハード系よりも、カマンベール・ブリーなどのマイルドなチーズと合わせると、ワインのコクがやさしく広がります。
Le Bar a Vin 52 の空間と時間
Le Bar a Vin 52 ビナガーデンズ海老名店は、名前の通り「バール × ワインバー」的な位置づけ。

ショッピングモール内でありながら落ち着いた空間の演出が魅力です。
- カウンター席あり
- ソファ席あり
- グラスワイン〜ボトルまでゆったり
という配置で、買い物の合間の “ちょっと一杯” から、デート・大人の時間利用まで対応します。

この日は娘が起きてしまい、料理まで楽しむ余裕はありませんでしたが、ワインだけでも十分に満足できた時間でした。
まとめ — テンプラリーニョの魅力を再認識
この ファウスティーノ リベーロ ティント(Tempranillo Garnacha) は、
- 開栓直後のしっかりした渋み
- 空気と触れることでまろやかさが増す表情の変化
- 果実味のバランスと余韻の柔らかさ
という三つの側面で、「飲む時間帯によって味わいが変わるタイプ」のワインでした。
スペイン・リオハが育んだテンプラリーニョ主体の赤ワインは、単体で味わっても、料理と合わせても良いポテンシャルを持っています。
この日の短い滞在でも、「時間」の影響が味わいを大きく変えることを実感しました。

次回はまた、白ワインや料理とのペアリング検証を含めて楽しみたいと思います。
自分用メモ(業務記録)
日付:2026年1月28日(火)
場所:Le Bar a Vin 52 ビナガーデンズ海老名店
参加者:私(代表取締役)、妻(取締役)、娘(ベビーカー利用)
注文内容:
- ワイン(ファウスティーノ リベーロ ティント)3,800円
- 席料(2名分)330円 × 2
- 合計:税込 4,840円
目的:
- ワインの味わい検証(スペイン産赤ワイン)
- 写真撮影とテキスト用素材収集
検証ポイント:
- 初期の渋みと時間経過によるまろやかさの変化
- テンプラリーニョ主体の典型的な味わい
- ポテンシャルとペアリング想定
特記事項:
- 料理とのペアリングは未実施(娘起床のため)
- 短時間ながらワインの変化を確認
- 次回はペアリング含め再訪予定
領収証:
