【あじへい】総本山でのランチタイム

【あじへい】総本山でのランチタイム

はじめに

12月14日、日曜日。ランチタイム。

向かったのは「あじへい上地店」。あじへいの中でも第一号店として知られている店舗。

正直なところ、事前に少し構えていました。

老舗、しかも第一号店。地元に根付いた店というのは、日曜日の昼ともなれば、だいたい混みます。

案の定、店の前には人の気配。ただし運がよかったです。待ちが発生する一歩手前、ギリギリのタイミングで着席することができました。

店内はほぼ満席。常連と思しき方、家族連れ、年配のご夫婦。

「わざわざ来ている」というより、「いつもの昼ごはん」という空気感。

この雰囲気だけで、すでに信頼できる店だと感じてしまいます。

今回の注文

今回の注文はシンプルに二点。

あじへいラーメン ミニ炒飯セット1290円

白湯ラーメン980円

合計2270円。

三人でこの金額。改めて書き出してみると、今の時代としては、かなり良心的です。

ただ、今回のレポートの主役は明確で、あじへいラーメン

やはり、定番中の定番をしっかり味わっておきたい、というのが今回のテーマです。

あじへいラーメンについて

まず、見た目。これが良い意味で、メニューと「変わらない」。

過剰な演出は一切なし。奇をてらった具材もない。

しかし、必要なものはすべて揃っている。

スープは濃厚すぎず、しかし薄くもない。豚骨をベースにしながら、しつこさは抑えられていて、後味は意外と軽やか。一口目よりも、二口目、三口目と進むにつれて、じわじわと旨みが広がっていきます。

派手さはない。だが、毎日でも食べられる設計。これが、長く続く店の味なのだと思います。

麺と具材のバランス

麺は中太。スープとの絡みが非常に良い。

スープが前に出すぎず、麺が自己主張しすぎない。

このバランス感覚は、簡単なようでいて、実はとても難しい。

具材もまた、奇をてらわない構成。

チャーシュー、ネギ、そしてラーメンとして「これでいい」と思わせてくれる安心感。

特にチャーシュー。柔らかすぎず、噛めばきちんと肉の繊維を感じる。「肉を食べている」という実感があり、これがスープの穏やかさとよく合います。

そして、キムチは別での提供で無料です。

ミニ炒飯について

セットのミニ炒飯。正直、ここはあまり期待していませんでした。

ところが、これが良い意味で裏切られます。

油は控えめ。味付けも過度ではない。しかし、しっかりと香ばしい。

ラーメンと一緒に食べることを前提に、きちんと計算されている味。

主張しすぎないのに、存在感はある。この「引き算」ができている炒飯は、意外と少ないです。

白湯ラーメンについて

もう一品の白湯ラーメン。

こちらは、あじへいラーメンと比べると、よりコクを前面に出した印象。

白湯特有のまろやかさがあり、寒い時期には特にありがたい一杯。

ただし、今回の主役はあくまであじへいラーメン。

他のラーメンは、あじへいという店の「引き出しの多さ」を感じさせる存在、といった位置付けでしょうか。

第一号店という安心感

あじへい 上地店。第一号店という肩書きは、伊達ではありません。

味がブレていない。店のオペレーションも落ち着いている。混雑していても、どこか余裕がある。

こういう店は、特別な日に行くというより、「今日は何を食べようか」と迷ったときの選択肢に入ってくる存在です。

結果として、今回の訪問は大正解。改めて、定番メニューをしっかり食べることの大切さを感じました。

まとめ

・初訪問なら、まずはあじへいラーメン
・セットの炒飯は、想像以上に完成度が高い
・派手さはないが、長く続く理由がはっきりわかる味

流行を追わず、しかし古びない。そんな一杯でした。

自分用メモ(業務記録)

・訪問日:12月14日(日)
・時間帯:ランチタイム
・参加者:私(代表取締役)、妻(取締役)、娘(1歳)
・混雑状況:満席に近いが待ちなし
・注文内容:
 - あじへいラーメン ミニ炒飯セット
 - 白湯ラーメン
・記事の主軸:定番メニュー(あじへいラーメン)の再確認
・所感:第一号店としての安定感、再訪価値あり
・次回案:夜営業時の雰囲気、単品メニューの検証

次回の訪問が今から楽しみです。

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