はじめに
渋沢にある「手打ちそば・さか間」。
この店は、不思議と「たまに行きたくなる」というより、「定期的に戻りたくなる」そば屋だと思っています。
理由はいくつかあります。
そばそのものの力。
店の空気。
そして、食べ終えたあとに自然と歩きたくなる、戸川公園まで含めた一連の流れ。
今回は、私がこの店に来るとつい頼んでしまう三つのそばを中心に、この店の魅力を書いてみたいと思います。
そば屋は、顔を覚える場所でもある
この店のマスターとは、別の場所で顔を合わせることもあり、お互いに「見たことがある」という認識がある関係。
常連というほどではないけれど、初対面の距離感でもない。
こういう関係性が成立するそば屋というのは、実はあまり多くありません。
必要以上に話しかけられることはない。けれど、こちらの存在はきちんと認識されている。
その距離感が、非常に心地が良いと感じています。
一番のお気に入り・にしんそば
まず最初に紹介したいのが、にしんそばです。
写真の通り、そばの上にしっかりとした存在感のあるにしんが乗った一杯。
甘辛く炊かれたにしんは、箸を入れるとほろりとほどけ、そばつゆにゆっくりと旨味を移していきます。
このそばを食べるたびに思うのは、「これは、日本酒と合わせたら最高だろうな」ということ。
ただ、私はいつも車で訪れているため、まだその組み合わせは実現していません。
それでも、にしんの甘みとだしの輪郭、そしてそばの香りだけで、十分すぎるほどの満足感があります。
数あるメニューの中でも、一番のお気に入りと断言できる一杯です。
そばと揚げ物の幸福な関係・かき揚げせいろ
次に紹介したいのが、かき揚げせいろ。
これも写真を見ていただければ一目瞭然ですが、とにかくボリュームがあります。
かき揚げは、サクッというより、ザクッとした食感。中の野菜がしっかりと感じられ、油が重すぎない。
そして、この店の特徴でもあるのが、そばが二種類提供されるという点。
色、香り、歯触りが微妙に異なり、同じせいろでも飽きることがありません。
そばにかき揚げを合わせるのが好きな私としては、このメニューを頼む確率はかなり高めです。
かき揚げをそのまま食べ、途中で少しだけつゆに浸し、最後はそばと一緒に。
この一連の流れが、いつも変わらず楽しいのです。
火入れの妙を感じる・かもせいろ
三つ目は、かもせいろ。
かき揚げせいろの「揚げ」の部分が、かもに変わった一杯、と言ってしまえばそれまでですが、実際はまったく別の表情を見せます。
かもは、おそらく低温調理。火の通し加減が非常に良く、硬さは一切ありません。
噛むほどに旨味が広がり、つゆとの相性も抜群。
脂の甘みが強すぎず、そばの香りを邪魔しない。
これは、技術と経験がないと出せないバランスだと思います。
そば屋まで含めて、ひとつの時間
さか間での経験は、そばを食べて終わり、ではありません。
混み具合にもよりますが、食事の前後には戸川公園を散歩することが多い。
風の吊り橋を眺め、季節によっては桜を見て、ゆっくり歩く。
お腹が満たされ、頭が少し空っぽになる。
その状態で自然の中を歩くと、思考が不思議と整っていきます。
この流れまで含めて、「さか間に来た」という感覚になります。
また、定期的に
非常に流行っている店のため、来店をすることはなかなか難しい。
しかし、ここには確実に「戻ってきたくなる理由」がある。
にしんそばを思い出したとき。
かき揚げとそばを合わせたくなったとき。
静かに、ちゃんとしたそばを食べたいとき。
また、訪れることになると思います。
次こそは、日本酒とにしんそばを。
自分用メモ(業務記録)
- 店舗名:手打ちそば・さか間
- 取材形態:飲食取材
- 交通手段:自家用車
- 注文傾向:
- にしんそば(最優先・定番)
- かき揚げせいろ(そば2種提供+ボリューム感あり)
- かもせいろ(低温調理と思われる火入れが特徴)
- 記事の主軸:
- 「定期的に戻りたくなるそば屋」
- そばの質+周辺環境(戸川公園)を含めた体験価値
- 派手さではなく、継続性・安心感を重視した店選びの視点
- 写真素材:
- にしんそば(上から構図)
- かき揚げせいろ(上から構図)
- かもせいろ(上から構図)
- そば2種の色味比較が分かる構図
- 薬味・つゆ含めた定食全体写真
- 次回取材・追記候補:
- 日本酒+にしんそばの組み合わせ検証(要:公共交通)
- 季節限定そばの有無を確認
- 戸川公園(桜・新緑)とのセット記事構成も可
- ブログ運用メモ:
- 「派手な店ではない名店」系の記事は検索流入が安定しやすい
- 写真+文章の落ち着いたトーンは kei3.blog の方向性と合致
- 定期訪問店としてシリーズ化も検討可