【熱海・マニファトゥーラ】旅の始まりと終わりに寄り添う一杯

はじめに

娘が生まれる前のこと。

夫婦で訪れた、熱海一泊二日の旅。

これまでの記事で書いてきた通り、この旅では、食べて、飲んで、歩いて、また飲んで。

そんな時間を積み重ねてきました。

そして今回で、熱海編は最後。

締めくくりにふさわしい一軒は、意外にも「気軽な立ち飲みバー」でした。

旅の最初に入った店、そして最後にも戻ってきた店

その店の名は、マニファトゥーラ。

熱海駅前という好立地にありながら、肩肘張らずに入れる空気感。

いわゆる“オーセンティック”ではない。

しかし、だからこそ良い。

この旅では、チェックイン前に一度、そして翌日、帰る前にもう一度。

合計二回、立ち寄りました。

同じ店に、旅の中で二度行く。

それはつまり、「気に入った」ということに他なりません。

一杯目は白、あるいは赤。自由な選択

この店で頼んだのは、どちらの日もシンプルにワイン。

赤ワインと白ワイン。

銘柄を細かく覚えているわけではありません。

しかし、それでいいのだと思います。

ここで重要なのは、「何を飲んだか」ではなく、「どういう時間を過ごしたか」。

グラスに注がれたワインを手に、立ったまま軽く会話を交わす。

周りには同じように、ふらっと立ち寄った人たち。

その距離感が、ちょうど良いのです。

立ち飲みというスタイルの良さ

立ち飲みには、独特の魅力があります。

長居をしない。

しかし、印象には残る。

サクッと飲んで、次へ行く。

あるいは、旅を締めくくる。

この“余白”がいい。

椅子に座ってじっくり飲むのも良いですが、こういう軽やかな時間もまた、旅には必要です。

むしろ、こういう店があるからこそ、全体のバランスが整うのす。

旅の最初と最後を繋ぐ場所

チェックイン前、これから始まる旅への高揚感を抱えながら飲んだ一杯。

そして翌日、帰る前、少し名残惜しさを感じながら飲んだ一杯。

同じ場所で、まったく違う感情で飲む酒。

これが、良い。

旅というものは、“場所”だけでなく、“時間の流れ”も含めて楽しむもの。

その中で、マニファトゥーラは、最初と最後を繋ぐ役割を果たしてくれました。

まとめ ― こういう店が、旅を良くする

マニファトゥーラ。

特別な料理があるわけではない。

圧倒的な品揃えがあるわけでもない。

しかし、

・気軽に入れる
・ちょうどいい距離感
・サクッと飲める心地よさ

この三つが揃っている。

そして何より、“また寄ろう”と思わせてくれる空気がある。

旅の中で、二度訪れたという事実が、すべてを物語っています。

熱海編、これにて終了

今回の熱海一泊二日の旅。

・クラフトビール
・干物
・日本酒
・バー
・立ち飲みワイン

振り返ってみると、実に“らしい”時間の使い方だったと思います。

無理をせず、しかし、しっかりと楽しむ。

そして、要所要所で良い店に出会う。

こういう旅ができると、またすぐにでも出かけたくなる。

熱海という街の懐の深さを、改めて感じた旅でした。

また訪れる日まで。

ごちそうさまでした。

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