【海老名・三河屋】角打ちでいただいたタンク詰め日本酒

はじめに

2026年1月27日、火曜日。

この日は、妻が買い物をしている間のわずかな時間を使い、海老名の角打ち処 三河屋 を訪れました。

目的は、こちらの角打ちならではの 希少なタンク詰め日本酒 をじっくり楽しむこと。

角打ちとは酒屋に併設された立ち飲みスペースで、その場でお酒を一杯ずつ楽しめる、まさに“大人の立ち寄り処”です。

この日の主役は、写真にある 「大信州槽場プレミアム」 というタンク詰めの日本酒。

香り、味わい、口当たり…すべてが魅力的で、非常に印象深い一杯となりました。

大信州槽場プレミアム ― タンク詰め日本酒の真髄

まず注文したのが、大信州槽場プレミアム の一杯、900円。

「槽場詰め」とは

日本酒を醸造する際、もろみを搾る工程を 上槽(じょうそう) と呼びます。この「槽場(ふなば)」で搾り出されたばかりのお酒を、そのまま詰めたものが「槽場詰め」。搾りたての 一番フレッシュでダイレクトな旨味 を味わえるのが最大の特徴です。

通常、日本酒は搾ったあとに濾過や熟成、火入れなどの工程を経てから瓶詰されますが、槽場詰めはその直前の「しぼりたて生」を封じ込めるので、まるで酒蔵で味見しているかのような 生の感覚が残ります

大信州酒造の魅力

「大信州」は長野県松本市にある蔵元で、信州の冷涼な気候を活かして高度な醸造技術を持つ蔵として知られています。

槽場詰めは特に 純米大吟醸として仕込まれることが多く、49%まで精米された高精米の酒米が用いられることもある ため、香りの華やかさと口当たりの優雅さが両立するのが特徴。

この一杯は、搾りたてのフレッシュさがありながら、しっかりとした旨味と透明感のある香りが共存していました。火入れ前の新酒ならではの “瑞々しさ” と、純米大吟醸らしい繊細さが同時に感じられ、非常に完成度の高い一杯と感じました。

二杯目:「伊子賀儀屋 純今おりからみ・責任仕込」

続いて二杯目に注文したのが、伊子賀儀屋 純今おりからみ・責任仕込(650円)。

伊子賀儀屋(いよかぎや)は、愛媛県の 成龍酒造(せいりょうしゅぞう) が醸すブランドで、「食事をしながら飲むこと」を意識して丁寧に造られた日本酒として知られています。

「責任仕込」と名付けられたこのシリーズは、蔵次男が杜氏の指導のもと 洗米から瓶詰めまで全工程を責任を持って仕込む限定酒。その中でも「おりからみ」は、 “おり(酒の成分を含む微細な粒子)” を残すことでお米の旨味と酸味が重なり、複雑で芳醇な味わいになる のが魅力です。

こうしたおりがらみタイプは、通常のクリアな日本酒とは異なり、

  • 濃厚さ
  • うまみの厚み
  • 酸味と旨味のバランス

を強く感じられるため、料理と合わせても単体でも満足度が高いものです。

口当たりは柔らかく、それでいて全体の輪郭がはっきりしている印象。飲み終えるのが惜しくなるほど、次の一口を誘う味わいが印象に残りました。

角打ちならではの楽しみ

角打ちという文化は、酒屋のカウンターでそのまま一杯だけを楽しむという、日本独自の飲酒文化。立ち飲みでありながら、酒屋ゆえに 希少なお酒や最新のタンク詰めなどを気軽に味わえる のが最大の魅力です。

タンク詰めの日本酒はすべて酒屋または特約店でしか入手できないことが多く、一般の居酒屋やバーではまずお目にかかれません。

この日の 大信州槽場プレミアム も、まさにその典型であり、搾りたての新酒をその場で味わえる、角打ち文化の醍醐味を存分に味わえました。

飲み方と食の組み合わせの可能性

タンク詰めの日本酒は一般に、次のような特徴があります:

  • 新酒の鮮度感がある
  • 発酵ガス由来の軽い刺激を感じることがある
  • 余韻が長く、旨味が直に伝わる

といったスタイルです。

一方、おりがらみタイプは、“酒の成分そのものを楽しむ” という体験が強く、味わいの密度が高い一杯です。

どちらも単体で十分に楽しめますし、角打ちという気軽な空間だからこそ、 食事と合わせながらじっくり味わえる のが大きな魅力です。

まとめ

この日の海老名・三河屋の角打ちは、短い滞在時間ながら濃厚な時間となりました。

まずはタンク詰めならではの「大信州槽場プレミアム」でフレッシュさと旨味を堪能し、続けて「伊子賀儀屋 純今おりからみ」でお米の旨味をしっかり感じる。

この両極と言える味わいを同じ角打ちスペースで比較できるという体験は、角打ち文化ならではの贅沢です。

感じたことを一言で言えば、

「搾りたての鮮度と、おりがらみの旨味。どちらも日本酒の魅力を別の角度で体感できた」

ということです。

角打ちで過ごす短い時間が、その日の夕方をより豊かなものにしてくれました。

自分用メモ(業務記録)

日付:2026年1月27日(火)
訪問先:海老名・三河屋(角打ち)
同行者:単独(妻の買い物待ち時間に訪問)
滞在時間:短時間(2杯)

注文内容

  • 大信州 槽場プレミアム(タンク詰め) 900円
  • 伊子賀儀屋 純今 おりからみ・責任仕込 650円

内容・目的

  • 角打ち取材および日本酒ネタのストック目的
  • 記事テーマは「タンク詰め日本酒」「槽場詰め」「角打ち文化」
  • タンク詰めは見つけ次第飲む方針を再確認
  • 大信州は完成度が非常に高く、記事の主軸として十分使える内容
  • 伊子賀儀屋は比較対象として適切(おりがらみ・責任仕込)

記事用メモ

  • タンク詰め=搾りたての鮮度・臨場感
  • 角打ちならではの希少酒体験を強調
  • 短時間でも成立する飲酒・取材モデルとして有効
  • 写真:タンク(KEG)外観あり → 記事アイキャッチ候補

経費処理

  • 飲食費:1,550円

領収証

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