【伊勢志摩・グランドメルキュールリゾート&スパ】(第三部・就寝まで)

夜の温泉と、もう一つのラウンジ

静かな夜は、知られていない場所に宿る

夕食を終え、部屋に戻ると、自然と次の行動は決まります。

夜の温泉。

この日は、夜に合計2回、温泉に。

昼とは違う静けさ、人の気配が薄れていく時間帯の湯は、それだけで価値が一段上がります。

夜の温泉・1回目

体がほどけていく時間

夜の温泉は、照明も控えめで、昼とはまったく表情が違う。

湯に浸かった瞬間、「ああ、来てよかったな」と、思えるはっきりとした感覚がありました。

この時もサウナよりとにかく湯に浸かることを優先。

何も考えず、ただ体を預ける。

それだけで、一日の疲れが静かに抜けていきます。

風呂上がりの小さなご褒美

雪見だいふくのサービス

1回目の入浴後、思わぬサービスが。

雪見だいふく

こういうものは、派手ではないが、素直に嬉しい。

火照った体に、冷たい甘さ。

「わかっているなぁ」と、思わず心の中で頷いてしまう。

こうした小さな積み重ねが、滞在全体の印象を底上げしてくれます。

館内探索で見つけた“もう一つの場所”

部屋に戻る前、少しだけ館内を歩いてみることに。

すると、思いがけない場所に辿り着く。

ラウンジ マタドール

正直に言うと、今回の滞在で、このラウンジの存在を事前に把握していませんでした。

そして、それは他の宿泊客も同じだったように思います。

ラウンジ マタドール

知られていないという、最大の価値

写真を見てもらえれば分かる通り、ラウンジ マタドールは、非常に落ち着いた、大人向けの空間。

・照明は暗め
・天井は高く
・テーブルの間隔が広い
・ソファ席も多い

全体として、「長く座ること」を前提に作られています。

にもかかわらず、驚くほど空いている

時間帯によっては、本当に、自分ひとりだけという瞬間も。

これはもう、贅沢以外の何ものでもありません。

飲み物と食べ物は、同じ。でも空気が違う

提供されている飲み物は、メインラウンジと基本的に同じ。

18時以降はビールの代わりに、樽詰めスパークリングの提供も同じ。

スパイスのスナックも。

甘めのスナックも。

基本的には同じ。

氷の提供は丸氷でおしゃれ。

しかし、印象はまったく違う。理由は単純、人が少ないから

静かで、話し声もなく、グラスの音だけが響く空間。

内装もどこかクラシックで、ハイボールがとてもよく似合う。

「誰にも急かされない」その感覚。

ここでは当たり前のように流れていました。

夜の一杯

ジントニックとカンパリソーダ

2回目の温泉に入る前、そして、入ったあとも、このラウンジに立ち寄りました。

自分で作る一杯。

この時は、ジントニックカンパリソーダ

どちらも、重くなりすぎず、夜にちょうどいい。

グラスを片手に、何をするわけでもなく、ただ座る。

時計を見ることも、スマホを見ることもなく…

夜の温泉・2回目

一日の締めとして

ラウンジで十分に体が落ち着いたあと、2回目の夜の温泉へ。

1回目よりも、さらに人は少ない。

湯に浸かりながら、今日一日の流れを、ぼんやりと振り返る。

移動、ラウンジ、夕食、温泉、そして、静かな夜。

どれも無理がなく、ちょうど良い。

このホテルの夜が、心地よい理由

グランドメルキュール伊勢志摩リゾート&スパの夜は、「何かをさせよう」としてこない。

選択肢は用意されているが、押し付けがないのです。

その中で、ラウンジ マタドールの存在は、かなり大きい。

知っている人だけが、静かに得をする場所。

今回の滞在で、このラウンジに出会えたことは、確実に記憶に残る体験となりました。

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