【夢庵】味噌もつ鍋から夢郎うどんで作る幸せな〆の流儀

はじめに

11月16日、日曜日。

久しぶりにゆったりとした日曜を夢庵で過ごしました。

今回の狙いは単純。じっくり煮込まれた「牛もつ鍋(味噌出汁)」と、店名を冠した「夢郎うどん」でつくる、豪快で幸福な〆をお伝えすること─そして娘のためのお子様メニューと景品の情報をお届けすることです。

結論から言えば、期待は越され、満腹で顔がほころぶ夜になりました。以下、料理の挙動、味の分析、子連れ目線での所感まで、いつものテンポで丁寧に書き留めます。

到着と狙いの確認

休日といえど、2時も過ぎれば混雑はほどほど。

席につくとまず、今回の主役である「牛もつ鍋(味噌出汁)」を単品で注文(1,154円)。

飲み物は二人分の飲み放題(3,300円)を追加し、ビールやハイボールでゆっくり進める算段です。

娘にはお子様うどんセット(439円)を頼みました。これが今回、もうひとつの嬉しいポイントになります(後述)。

夢庵は和風の落ち着いた内装で、テーブル配置に余裕があるため子連れでも動きやすい。店員さんの対応も穏やかで手順よくオーダーが進みます。

一皿目:牛もつ鍋(味噌出汁)をじっくり味わう

鍋が到着すると、色合いは香ばしい褐色。

味噌ベースの出汁は赤味噌寄りのコクがあり、甘さより旨味を前面に出すタイプです。

ひと口すすれば、ふくよかな出汁のコクが舌の上にゆっくりと広がり、脂の旨味が後から追いかけてくる。もつは下処理が丁寧で、変な獣臭は一切なく、きちんと旨味が残っています。野菜(キャベツ・ネギ・モヤシ。豆腐など)は押さえめの火入れで、シャキッとした食感を残しつつ出汁の旨味を吸います。

ここでの重要ポイントは「野菜を丁寧に食べ切る」こと。野菜が減った段階でもつがほどよく出汁をまとっているため、次の段階に進める準備が整います。私は野菜を食べ切って、もつが半分ほど残った状態で、一旦箸を置きました。これが次の夢郎うどんとの結びつきの良い状態になります。

夢郎うどん(三玉)を投入して「味噌煮込み風」に仕上げる

夢庵の看板メニューとも言える「夢郎うどん」。

今回三玉(1,209円)を注文して、残った味噌もつ鍋のスープへ直接投入しました。

結果は想像以上。うどんはモチッとした中太麺で、コシも適度に残ります。

味噌のコクが麺に絡みつき、まるで味噌煮込みうどんのような深みある一皿に変貌。もつの旨味がスープの底から立ち上がり、麺の一本一本を噛みしめるたびに旨味が追いかけてくる─これが実に幸せです。

途中、スープ量が減ってくると当然塩梅が濃くなりがちですが、夢郎うどんのつゆを少し足すか、ポン酢で酸味を入れるのも良い手です。

今回は後半、夢郎うどんの付属スープとポン酢を鍋に継ぎ足して調整しました。味噌主体の重さに、ポン酢の爽やかな酸味が切れ味を与え、最後まで飽きずに食べ切ることができました。

コツとしては、うどん投入前に野菜を食べ切っておくこと。野菜の甘みともつの旨味がスープに溶け込み、うどんとの相性を最大化してくれます。

尚、私たちはアレンジ風に仕上げていただきましたが、通常の食べ方も美味しいです。

娘用:お子様うどんセットの出来栄え(この日のMVPの一つ)

注文したお子様うどんセット(439円)。

エビフライ付きのうどんに唐揚げ、ポテト、豆、ゼリーといった構成。1歳の娘が食べやすいよう、うどんの太さとスープの温度も配慮されている印象でした。

何より驚いたのは娘がすべてを完食したこと。エビフライの衣や唐揚げの塩加減も子ども向けに穏やかで、付け合わせのゼリーや豆も喜んで食べていました。

子連れで外食する際に「ちゃんと食べてくれるか」はとても大事なポイントですが、この日は安心して食事ができました。

さらに、すかいらーくグループの「アンパンマンクラブ」ポイント制度で、この日は3ポイント溜まっていたためオリジナルのマグカップ(3ポイントと掲示)を交換してもらいました。子どものテンションも上がり、親心としても嬉しい小さなサプライズです。

飲み物まわり:瓶ビール、角ハイ、翠ジンソーダの出来

飲み放題でお願いした飲み物の印象も良好でした。

瓶ビールは冷えがしっかりしており、のど越しの爽快感が料理とよく合います。

角ハイボールは濃度がしっかりしていて、脂や味噌の濃い目の鍋によく寄り添う。

翠(すい)ジンソーダは香りの華やかさがあり、飲み放題メニューにあると口直しに重宝します。

全体としてドリンクの温度管理・配合が安定しており、居酒屋ランチ〜夕食帯のクオリティとしては満足できるものでした。

価格と満足度、コスパの評価

今回の合計は6,102円(飲み放題2人分+鍋+うどん+子どもセット等)。

家族3人での外食として考えると、料理のボリューム・子連れ対応・飲み物の満足度を考慮して十分に納得できる価格帯です。

特に「鍋+うどんでの〆」の満足感は何にも代えがたく、満腹感と幸福感の合算で費用対効果は高いと言えます。

総括:夢庵で見つけた“家庭的な贅沢”

夢庵の良さは「気負わずに、きちんと美味いものを出してくれる」ところにあります。

特別高価ではないけれど、調理の丁寧さや素材の扱い方に安心感があり、家族連れでも満足できる。今回の「もつ鍋→夢郎うどんでの味噌煮込み化」は、家庭での鍋の延長線上にある楽しさを外食で手軽に再現してくれる好例でした。

子どもが喜ぶお子様セット、アンパンマンクラブのサービス、飲み物の安定した提供─これらが揃うことで、親は安心して食事とお酒を楽しめます。日曜の夕方、家族でちょっと贅沢に〆たいとき、夢庵は間違いなく選択肢に入れてほしい一軒です。

ご馳走様でした!またよろしくお願いします!

自分用メモ(業務記録)

  • 日時:2025年11月16日(日)昼〜夕
  • 場所:夢庵
  • 参加者:代表取締役(私)、取締役(妻)、娘(1歳)
  • 注文・金額
    • 牛もつ鍋(味噌出汁) 単品:1,154円
    • 夢郎うどん(三玉):1,209円
    • お子様うどんセット:439円
    • 飲み放題(二人分):3,300円
    • 合計金額:6,102円
  • 所感
    • 味噌出汁のもつ鍋は調理が丁寧で臭みがなく、スープの旨味が強い。
    • 夢郎うどんを鍋に入れると「味噌煮込みうどん」化して非常に満足度が高い。うどんのコシとスープの相乗効果あり。
    • 子ども向けメニューの完成度が高く、親の安心感につながる(温度配慮・塩気の抑え方など)。
    • アンパンマンクラブのポイントでマグカップ交換(3ポイント)→家族の満足感アップ。
  • 次回課題
    • 味噌以外の出汁(醤油)でも同様の〆を試し、比較記事を作る。
    • 飲み放題メニューの個別ドリンク評価(角ハイ、翠ジンソーダ等)の細かい温度・濃度チェック。
    • アンパンマンクラブのポイント運用を継続して記録(次は5ポイント景品狙い)。

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